こんにちは、ざわ(@grow78374)です。
今回は人間関係について話していこうと思います。
新年度が始まり、気を引き締めて頑張っていきたいと思いますが、新しい環境に慣れるのは時間がかかるものです。
特に人間関係が一番気になる事でしょう。皆さんはもう自分の環境で新しい人と出会いましたか?
ちなみに僕は大学院進学なので、知っている先生は多いですが、めちゃくちゃ関わったというわけではなく、実質一からの信頼関係をつくることになります。
そこで、今回は「こんな人には気を付けて!」という人の例を紹介していき、そういう人たちからうまく立ち回れるような方法を紹介していきます。
皆さんが気持ちよく生活する上では欠かせないポイントなので是非チェックしてみくださいね。
こんな人は気を付けた方がいい一覧
僕が今まで出会った人をランク順に並べるとしたら、こんな風にしてみます。
もちろんこれはあくまで僕の独断と偏見に基づいたものですので、人によっては当てはまらない方もいるでしょう。参考程度に読んでいただければ幸いです。
【中級】危険度:☆☆☆★★ →積極的に声をかける気になれないレベル
【上級】危険度:☆☆★★★ →できれば関わりたくないレベル
【害悪級】危険度:☆★★★★ →出会ったら積極的に距離を取るレベル
【犯罪級】危険度:★★★★★ →出会ったら即通報レベル
【初級】危険度:☆☆☆☆★
初級レベルの人はほとんど普通の人です。中には良い人もいます。
ただ、人によっては時に相手を困らせてしまうということもあり、嬉しい反面複雑な気持ちになることもあります。
善意でいろいろしてくれる人
近所の人や社交的な人に対して多いです。
近所の人は不定期に、それ以外の社交的な人はイベントシーズンに様々なものを提供してくれます。
これだけ聞いていれば「なんだ、めちゃくちゃ良い人じゃん」と思いますよね。
では、これを嫌う人はどうでしょうか?
代表的な人の例として、キングコングの西野さんは以下のようにツイートしています。
【差し入れハラスメント】
差し入れを貰って嬉しい人もいれば、嬉しくない人もいます。僕は数万人のお客さんを呼ぶイベントを開催することもあります。
「要らなかったら誰かにあげてくたさい」「要らなかったら捨ててください」とモノを渡されても対応できません。僕は差し入れは要りません。
— 西野えほん(キングコング) (@nishinoakihiro) July 30, 2019
「差し入れは要らない」と言っているのに、「どんな差し入れだったら嬉しいですか?」と質問してくる人に通用する日本語を教えてほしい。
— 西野えほん(キングコング) (@nishinoakihiro) July 28, 2020
『差し入れハラスメント』が本当に無くならない。。
「要らなかったら捨てて」と言うけれど、モノを粗末にしたくない。
「要らなかったら誰かにあげて」と言うけれど、その誰かも要らない。「差し入れは要りません」は【遠慮】じゃなくて【悲鳴】なので、ちゃんと聞きとって。
お願いします。
— 西野えほん(キングコング) (@nishinoakihiro) July 30, 2019
西野さんはキングコングとして漫才をしたり、絵本作家として作品を生み出したり、はたまた国内最大のオンラインサロンを運営したりとあらゆる活動をされています。
何十万人、何百万人の方に影響を与え、その反動も当然大きいことでしょう。
そんな中、善意だからといってファンから差し入れが送られても、西野さんにとってはそれは一種の「ハラスメント」だということになります。
皆さんもこういう時、どうやって相手の厚意を取り扱えばよいかわかりますか?
対処法:感謝はしっかりとする
まず、貰った物に関してはどんなものであれ必ず感謝を伝えましょう。
そこから先、貰った物をどうするかはあなた次第です。他の人にあげちゃうのもよし、自分好みに作り替えるもよし、マナーとしては最低ですが、最悪捨ててしまってもよいです。もちろんもらった人からは気づかれないように気を付けなければいけません。
天然な人
クラスのアイドル的存在や、過保護に育てられた人に多い特徴です。
天然な人は、最低限の常識しか持っておらず、その場の空気やノリ、ルール等を十分把握しきれていないため、ドジをしたりトラブルメーカーになりやすかったりします。
しかし、この場合は決して悪意によるものではなく、失敗をそこまで繰り返さないため、たいていの人はあまり怒らずに注意するだけにとどまります。
あまり面識がない人がその様子を目の当たりにすると最初は驚くと思います。そんな時、どのように対応したらよいでしょうか。
対処法:優しく接する
先述した通り、天然な人は無自覚にミスをするときがあります。
そんな時にめちゃくちゃ怒鳴ったらどうなるでしょう。
120%号泣されて後々面倒くさくなるだけです。
優しく指導し、次からミスしないようにすればいいだけの話ですので、そこに私情を持ち込まないようにするのが吉です。
【中級】危険度:☆☆☆★★
中級レベルのヤバイ人は、積極的に声をかけるレベルにはなれない人たちですね。
もしかしたら敵に回るとめんどくさい人たちかもしれない。そんなややグレーな人たちの特徴と対応策について紹介します。
今ここにいない人の愚痴を言う人
仕事先や学校などで、その人が嫌っている人の話をする人がいますが、その内容がほとんどその嫌いな人に対する愚痴、あるいは悪口だった場合に注意してください。
そういう人は、自分が気に食わないことがあれば、その時居合わせた人の中から気に入らない人を選んで責任転嫁をします。例えばこんな感じ。
最近仕事のことで上司にめちゃくちゃ怒られてばっかりだよ。会社にも行く気になれなくなっててさぁ・・・
そうなの?なんだか大変そうね
逆に同僚は最近めちゃくちゃ褒められているんだよ。オレよりいい加減で態度も悪いのに、なんでこんなに差が出ているんだろうな。嫌になっちゃうぜ!
このように、自身の反省どころか、他人の悪態しかつかない人はかなり怖いですね。
もしこれが自分をターゲットにされたらどれだけ大変かは想像に難くないと思います。
対策:余計なことは言わない
一番簡単な方法は、上で話をしている女性の真似をしてみることです。
下手に相手の話に共感を持ったり、反論をしてしまうと、今度は自分が狙われます。
あくまで他人は他人、自分は自分のスタンスで聞いてあげるのが無難です。
偏見が強い人
「君は(障害名)の傾向があるよね」
「そんなこと言う人は社会からいらないって言われるよ」
「そういう人が一番嫌われる」
「男性(あるいは女性)は〇〇な傾向があるよね」
こんな風に、一辺倒な考えに固執して、それを相手にも強要する人は相手に不幸をもたらします。
これを書いているときの僕自身も、割と断定的な表現をすることが多いです。
なぜならこれらは全て僕自身が実際に言われた”事実”であり、それによってさんざん不幸な目に遭ったからです。
対策:あまりに考えが変わらないなら避けるべき
間違っていることを教えるのは構いませんが、それでも考えが変わらない様子なら、さっさと距離をおくのが良いです。
相手を説得しようとすると、それだけエネルギーを消耗します。
あなたにとって有限な時間を、そんな無意味なことに使うのはもったいなくないですか?
僕なら、自分の考えに共感し、論理的に意見をしてくれる人と関わる時間に使いたいです。
【上級】危険度:☆☆★★★
上級レベルのヤバイ人は、できれば個人的に関わりたくないくらいの人をいいます。
集団で一緒になった時は仕方なく行動を共にしますが、友達にはなりたくないような人たちです。そんな人たちはどのような特徴を持っているのでしょうか?
すぐに人を否定する人
相手の話を聞かずにすぐにダメとか無理とか良くないとかいう人は、そもそも自分の主張を聞いてくれるだけの都合のいい人だけを選んでいることがあります。
つまり、そこに論理が存在しておらず、大体の言っていることが納得できないものばかりです。それを聞き続けるのはかなりつらくなるでしょう。
対策:心のブラックリストに登録する
始めから自分にとって要注意人物として心のブラックリストに登録しておきましょう。
なぜなら、距離を置くだけでは意味がないからです。
集団行動や師弟関係でそのような人と出会った時、逃げることはできませんよね?
そうなると、その人とのうまい付き合い方を知る必要があります。
その人について詳しい人や、その人の上司などに相談を持ち掛けてみましょう。
忘れてはいけないのが、常に逃げることを考えるのではなく、心を楽にするためのかかわり方を知ることが重要です。
揚足を取って自信を保つ人
学校や職場にこんな人はいませんか?
Aさんの発表が良かったのは、毎日先輩からダメ出したくさん受けててAさんの力だけじゃどうしようもなかったからだよ。ほとんど先輩の発表じゃんww
オレはちゃんと自分の力で発表資料もプレゼンもこなしたから、少なくともAさんよりは有能だよww
周りの失敗やトラウマをほじくり返して、自身の威厳を保とうとするなんとも厄介な人物ですね。こんな人がいたら周りに迷惑しかかけなさそうです。
こういう人は、身近に自分を応援してくれる人がたしかにいたから、その態度をずっと変えずにこの様な状態になってしまったという経緯を持つことが多かったです。
対策:器が小さい人という認識を持つ
よく考えてみて下さい。
常に自分よりも劣っている人を探している人って、周りから見たらどのように映りますか?
僕にはとても心が狭くてかわいそうな人としか思えません。
自分より優秀な人を探して、その人を目指して努力するより、自分より劣っている人を探して自信を保とうとしているんですよ?
本当にその人が優秀なら、周りのことを気にする必要はないはずです。
社会的比較を唱えたフェスティンガーさんは、このように述べています。
人は妥当な評価をしやすいよう、自分と似た他人を比較対象に選ぶ(Festinger, 1954)
つまり、自身の行動が「普通である」と言ってくれる人たちだけと付き合っていくのが人間だということですね。
【害悪級】危険度:☆★★★★
害悪級まで昇格する人はそうそういませんが、出会ったら不用意に近づくのはやめましょう。
基本は不幸しか生みません。
数百万分の一の確率で、たまに親切にしてくれる時もあり、そこから沼にハマると出られなくなるのでご注意を。
突然奇声を上げる人
他人と話をしている時、話題が盛り上がるとにぎやかになりますよね。
その時の笑い声やテンションが爆発した時に雄叫びめいた声を上げる人は特に気を付けて下さい。本当にまともじゃないです。
まともさを取り繕うことがありますが、本性は恐ろしい人がほとんどでした。
何故そんな奇声を上げるのか厳密に分かっていませんが、ある一人の例では、異性に振り向いてもらうためにわざと”キャラクター”を演じているというケースがありました。もちろん全員がそういう理由で奇声をあげることはないと思いますが、いきなり叫ばれると驚くのが普通でしょう。
対策:状況によっては助けを求める
ただし、ここで気を付けて欲しいことがあります。
健常の方で奇声を上げる人には極力関わらないほうが良いですが、以下の方には十分配慮して周りの人たちと助け合う方が望ましいです。
- 本人が発達障害による特性で、フラッシュバックで叫んでいる場合
- 本人が精神疾患を持っていて、パニック発作で叫んでいる場合
発達障害や精神疾患を持つ人は、意図して叫ぶことはまずないです。
過去のトラウマや周りの刺激を打ち消そうと自身の声を使って相殺しようとすることがあります。
ただ、その事情を把握したとしても、それを気にも留めない人たちは面白半分で撮影や録画をし、ネタにして晒そうとします。そういう人たちを何としてでも止めてあげてください。
また、パニック状態の人にむやみに近づくと、ケガをする場合があるので、一定の距離を取って迷惑な人たちから守ってあげるようにすると良いです。落ち着いてからゆっくりと話を聞いてあげましょう。
近くにヘルパーの人がいればわかりやすいと思います。「困っている時、近くに事情を知っている人物」なので、助けてあげたいけれどどうすればいいか分からない時はヘルパーに聞いてみましょう。
すぐキレる人
すぐ否定する人の上位互換です。
否定しても相手が立ち向かう時、ついに怒鳴り散らして圧力をかける人を指します。
ハッキリ言って害悪そのものです。怒るメリットはありません。
対策:逃げる
耳栓をする、距離を取る、何をしてもいいのでその場から離れましょう。
なぜなら、怒る人はまず人の話を落ち着いて聞ける状態にありません。
頭に血が上っている状態で建設的で論理的な話をしても、それを破壊するかの如くキレてしまいます。つまり、「理不尽状態」というわけです。
本当に心がしんどくなるだけなので、戦略的撤退をするか、その場だけ耐えて誰もいないところで発散をしてくると良いです。
【犯罪級】危険度:★★★★★
これは「まだ捕まっていないだけの罪人」レベルの人達です。
おそらく警察が居たら事情聴取されるか、逮捕されるでしょう。
見つけた瞬間に110番通報をする準備をしておいてください。
手を出す人
いかなる理由でも人に暴行を加えると暴行罪もしくは傷害罪となります。
いい大人なら手を出したらどうなるかくらいわかると思いますが、そこまでに至らなかった人たちは容赦なく手を出してきます。
対策:即行警察に通報する
下手に対抗しようとしてはいけません。
相手が手を出してくるということは、それだけ暴力に自信があり、それだけ多くの人を脅してきた証拠です。
アニメや漫画、ドラマなどでメインキャラクターがあっさりと犯人を撃退しているシーンがありますが、あれはフィクションであることを忘れないでください。実際は暴力をする人の方が残忍かつ賢いです。
身の危険を感じた時はすぐに通報しましょう。
怪しい勧誘をしてくる人
TwitterやLINEで「月○○万円を稼ぐ簡単な方法」としてユーザーにリンクやアカウント情報を送ってくる人たちのことを指します。
もちろん真っ当に働いて、後ろめたさもなく誠実に活動している方もいますが、中には勧誘通じて借金を負わせたり、高額な商材を請求する人も世の中にはいます。
ネットが発達して、誰とでもやり取りできるようになった今の時代だからこそ起きるトラブルでもあり、こうしたものに巻き込まれると場合によっては自分が被害者ではなく加害者になりえることもあります。
対策:断って頼れる人に相談する
基本そういった勧誘は全部受けないようにブロックしましょう。
待ち合わせをして会おうとか言語道断です。
過去に知り合いが実際に起業家みたいな人と出会い、消費者金融に連れていかれそうになった話を聞きました。
また、逃げようとしたら数人の屈強な男たちに囲まれて脅されることもあるそうです。
すごく非現実的な話に聞こえるかもしれませんが、実際にあった話です。
きちんと頼れる人に相談するか、警察に伝えてみるといいですね。
まとめ【自分の言葉は届かなくて当然】
いかがでしたか。
今回はかなりボリュームが多かったと思いますが、それぞれのヤバイ人の特徴についてと対応策を話しました。
皆さんも本当に信頼できる人と関わるようにして言ってくださいね。
また、自身の訴えは割と届かないのが普通です。
考えを改めてもらおうなんて、もしかしたら驕りかもしれません。
もう少し気楽に、柔軟な人たちと付き合っていきたいものですね。
今回はこの辺で終わります。
今回のおすすめの本
過去に何回も紹介していると思いますが、この記事でも一番よさげな本を載せておきます。
古賀史健さんが出されている「嫌われる勇気」です。
リンクはこちら↓
参考になれば幸いです。
参考資料:Festinger, L. (1954). A theory of social comparison processes. Human relations, 7(2), 117-140.