【大学生活】履修登録で迷わず授業を取る方法【迷う原因と確実な履修登録の進め方を解説】

大学生が履修登録で困っている LIFE
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4月になると新生活の準備で忙しくなります。

特に大学生は一年間のスケジュールを自分で組まなければならないため、履修登録に困っている人もいるでしょう。

そこで、本記事では迷わず履修登録で授業を取る方法について解説していきます。

履修登録で迷う原因を考える

私も学生時代はどの科目を取るかで悩んだことはありました。
どの科目を取れば卒業できるのか?
次の科目を取るための条件で必要な科目は何か?

そんなことを考えながら自分で調べたり先生に相談したものです。

履修登録で悩む理由は主に次が挙げられます、

どの科目を取れば良いか分からない

大学生活が始まると自分でスケジュールを組んで授業を取らなければなりません。

しかし、大学で開講される授業はかなり多いので、いきなり必要な科目を選べる人もそう多くはありません。

また、学科によって内容や科目の種類が異なります。
自分がどの授業を取ることができるのかその要件を確認する必要もあります。

やりたいことが同時並行で考えてしまっている

本来、学生の本分は勉強ですが、大学生になるとできることが格段に広がります。

例えばアルバイトや留学、ボランティア活動など、より大きな世界へ目を向けた活動も選択肢に入っていきます。

また、大学生ならクラブ活動やサークル活動もあるので、学内の活動にも全力で楽しみたいところです。

しかし、あれもしたい、これもしたいと考えていくうちにやることが多過ぎて溢れてしまいそうになります。
気が付くと予定がパンパンの状態になってしまい、落ち着かない日々を送ることになるでしょう。

もちろんそういうライフスタイルの方が性に合っている人もいますが、個人的にはたまに休める日があっても良いと思うので、せっかくならある程度ゆとりをもった生活を考えて計画していくと良いでしょう。

履修登録の大まかな流れ

では、ここから履修登録について大まかな流れを説明します。

大学で配布される学生便覧と一緒に確認するようにしてみてください。

※細かいところは大学のルールによって異なります。ですので、詳しく知りたい方はそれぞれ在籍学校へ直接お問い合わせをしてみてください。

その1.まずは卒業要件の単位数を計算する

卒業するために必要な条件を卒業要件と言いますが、皆さんは最初に必ずこれを確認して欲しいです。

何故なら、せっかくたくさん授業を取っても必要な授業を取れていないと大学を卒業することができないからです。

大学に在籍している間、どの科目をどれだけの単位数獲得しなければならないのかを必ずチェックするようにしておきましょう。

文科省が定める大学の設置基準第三十二条によると、卒業要件は124単位以上を修得することが定められています。ただし、獣医学は6年在籍で182単位以上、薬学は186単位以上、医学や歯学は188単位以上の修得が定められています。
引用:大学設置基準

その2.基礎科目と専門科目のうち、必修科目を確認する

大学のでは一般教養の内容が中心の基礎科目と、各学部・学科専攻特有の内容が中心の専門科目があります。

卒業要件を満たすために、一定の単位数を取得しなければなりませんが、それとは別にそれぞれの科目から必修とされている科目があれば必ず選択しなければなりません。

いくら単位数を満たしても、必修科目を一つでも取り損ねていたら卒業できなくなるからです。

なので、必修科目が何かを必ずチェックするようにしておきましょう。

その3.自分が取得したい資格要件の科目を確認する

卒業要件を確認出来たら、今度は自分が取得したい資格のために必要な科目を確認します。

例えば僕が取得した社会調査士という資格では、卒業する際にデータ解析に関わる授業を取っていないと申請することができませんでした。

他にも社会学に関する授業や、実際に統計調査を行ってレポートにまとめるといった授業も必要で、それらを取って申請ができました。

これらは学生便覧を見てみると、自分が所属する学部・学科専攻の項目に記載されております。
もしくは担当教授に話を聞きに行くと、科目の対応表を貰うことができたりするので、欲しい資格がある場合は是非確認してみましょう。

その4.シラバスを確認して授業内容のイメージを掴む

シラバスとは、大学の講義などの内容や進め方を示す計画書のことです。

履修登録の際は、必ず大学側から開講されている授業についてシラバスが掲載されています。

そこでどんな学問を学ぶことができるのか、期間はどれくらいで、単位の評価基準はどのように設定されているのかなど、履修にあたって重要な情報がたくさんあります。

一見すると難しそうな表のように見えますが、ここからある程度その学部で学べる内容を把握することができます。

自分の将来のことを考えると、その内容を確認することはとても大事です。
面倒くさがらずに丁寧に読んでおくことをおすすめします。

その5.仮登録をして初回授業に出席する

卒業要件を確認し、必修科目と資格要件の科目をチェックしたらいよいよ履修登録です。
最近では大学専用のポータルサイトからインターネットを通じて履修登録ができるようになってきています。

僕も実際大学のパソコンルームでログインして履修登録を行いました。

履修登録は仮登録と本登録の二段階になっています。
とはいっても、本登録は仮登録の延長線上にあるので、本気で受けると決めたら特にすることはありません。

逆に一度仮登録の後、授業を受けてなんか違うなと思ったら次の点に気を付けてください。

その6.履修登録取り消し期間に注意する

実際に仮登録をして授業を選びました。

しかし、必修科目や資格要件の科目を除き、他に受けてみたい授業が思っていたものと違う場合、取り消しをすることができます。

ただし、履修登録の取り消し期間は決められているため、必ずその期日までに手続きを済ませておく必要があります。

忘れると後で大変面倒になるため、その期間を必ず確認するようにしてください。

まとめ:履修登録から自分で計画を進めていきましょう

キャンパスライフを満喫している女子学生3人組の写真

今回は

・履修登録で迷う原因
・迷わないための履修登録の進め方

上記2つについてまとめてみました。

学生便覧を使えば基本的に迷うことはありませんが、その中でも本記事で紹介した部分を注意することで確実に卒業ができる履修登録を行うことできます。

皆様も学生生活を充実させるために、計画をしっかりと立てて過ごしてくださいね。

今回は以上です。