こんにちは、ざわです。
先日ついに公認心理師の国家試験を受験してきました。
そのことについて色々書いていこうと思います。
今回の試験の概要
第6回公認心理師試験の概要は下記の通りでした。
<時間>
入室時間帯:8時30分~9時20分
午前試験開始:10時~12時
午後試験開始:13時30分~15時30分
<場所>
大阪・東京
<持ち物>
受験票(申し込み後webで公開されるので、PDFに落としてA4紙に印刷する)
筆記用具(HBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)
時計
<服装>
自由
経過措置期間と受験者の関係
合格したらどうなるのか?
もし、公認心理師の試験に合格しても、まだその時点では公認心理師を名乗ることはできません。
公認心理師法第二条より、『この法律において「公認心理師」とは、第二十八条の登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。』と書かれています。
つまり、試験に受かっただけでは公認心理師とはいえず、きちんと公認心理師の登録簿に自分の情報を登録し、政府から発行される登録証が手元に届くことでようやく公認心理師を名乗ることができます。
他にも国家資格を取ることで様々な変化がみられます。例えばこんな感じです。
- 医療・教育分野の求人に応募できる
- 資格手当がつく
- 名刺に公認心理師を載せることができる
それぞれ解説します。
医療・教育分野の求人に応募できる
公認心理師になると、医療・教育分野での求人に応募することができます。
これはどういうことかと言いますと、心理職の活躍領域は5領域(医療・教育・福祉・産業・司法)の内、現状資格取得見込みや心理系大学・大学院の卒業時点で求人に応募できたのは福祉・産業・司法のみということです。
では医療と教育はどうなのかと言いますと、既に公認心理師または臨床心理士の資格を持っていることが必須となる条件しか求人に出てこないです。
もしかしたら求人先で話を聞いてみて、「資格取得見込みでもおっけー」と言われたら可能ですが、非常に難しいと思われます。僕の知り合いに医療での就職を考えていた人がいましたが、色々応募したのにどこも採用されず、結果福祉での就職に落ち着きました。公認心理師を取ったら医療への転職を考えているみたいです。
経過措置群って意外と面倒くさいところもありました。対応科目だけを履修することで国家試験を受験できたのは良かったですが、就職先が全然見つからなかったのが一番ダメージでかいと思います。
資格手当がつく
公認心理師を取ると、ある程度の資格手当がつきます。
その金額は職場によって異なりますが、月5000円~10000円の間を見ておいた方が良いでしょう。年間で考えると結構ありがたい手当だと思います。
名刺に公認心理師を載せることができる
試験の感想:手ごたえは知らんけど、最後まで頑張った!
ここまで、公認心理師試験について色々書きました。
次回以降公認心理師試験を受験される方の参考になればと思います。
実際僕の場合は当日が一番調子良かった感じなので、最後まで諦めずに試験問題と向き合ってくださいね。
とりあえず早く結果発表して欲しいです。