元塾講師だった僕が教える「宿題をやらない子がやるようになる方法」とは?

宿題をする LIFE
記事内に広告が含まれている場合があります。

こんにちは、ざわ(@grow78374)です。

過去に塾講師を3年ほど勤務していたことがあり、教えた生徒はおよそ100人以上です。

個別指導塾の講師だったので生徒数は少ないですが、全員無事に高校進学をしました。

その時に一番悩んだのは何といっても「生徒が宿題をやらない」ということ。

ぐにゃトラ
ぐにゃトラ

宿題をやる子はもちろん偉いねんけど、やらん子はとことんやらんぞ?

ざわ
ざわ

そんな僕も、宿題は締め切り前日までやらないタイプです

だからこそ宿題をなかなかやらない子の気持ちが非常によくわかります。

今回はそんな「宿題嫌いな子どもが宿題をやるようになる方法」について解説していこうと思います。

宿題をやらない子にはある共通点がある

宿題をやらない子は大体このような傾向が強いです。それが以下の通り。

  • プライドが高い
  • 言い訳が上手い
  • 先生のせいにする
  • 親の指導の度が過ぎる

上記の通りです。それぞれ解説します。

プライドが高い

プライドが高いと自分の負けを決して認めません。

なので、宿題のことを見下す態度があり、「こんなもの後でもできるから先にやりたいことやってしまおう」という考えになります。

言い訳が上手い

ちょっと勉強ができる子に多い現象ですが、例えば宿題をやることの意味を言い出したり、宿題より優先すべきことを作ってそっちに逃げたりするなど違う方向に頭を使うことで宿題を後回しにする「見かけ上正当な」理由を作り出します。

まぁ、そんなことしても宿題は終わらないので、結局当日になって後悔することになるんですけどね…。

先生のせいにする

言い訳の中でも特にタチが悪いものですが、宿題を出した先生を悪者扱いしてきます。

例えばこんな感じ

ざわ
ざわ

あれ?宿題できていないじゃん?どうしてやってないの?

そもそもこんなに宿題あったら余計やる気失くすやろ!先生はそんなことも考えられへんのか!教育者としてそれはほんとにどうかと思うで!

過去にこんな生徒もいましたが、口が達者なだけでなく、成績は普通に良いんですよね。

その時僕は生徒の保護者から「宿題が少ないので、どこが宿題なのか分からず子どもが見落としています。もっと出してください」といったクレームを受けてこのような対応をしたのですが、今度は子どもからクレームが来たという話です。

それはそうと、もう少しこの生徒も言葉遣いをどうにかしてもらえないだろうかと保護者に文句を言いそうになったのを今でも覚えていますね…。

親の指導の度が過ぎる

親が教育熱心な子は子どもの気持ちをあまりくみ取れず、子どもが勉強に対して嫌気がさしてしまうことが分かっています。

反対に、親があまり勉強に対して口を出さない子は、自分で計画立てて宿題もこなしていることがあるので、あまりに熱を入れすぎると子どもが反発してしまうのかもしれませんね。

そんな家庭で育った子どもは宿題をあまりやろうとしません。

そもそも宿題があったことを親に言わないこともあります。言ってしまったら圧をかけられて苦しくなるだけですからね…。

宿題をやらない子は先のことが見えていない

宿題をやらない子は目の前のことから逃げ続けているだけの一時しのぎしかできていません。

つまり、締め切りが来ても宿題ができていなかったら結局は怒られてしまうのです。

どっちにしろ子どもにとって不利な状況にしかならないので、親としては「何としてでも宿題をやって欲しい」と切実に思うのは当然の事でしょう。

過去に「なぜ人は宿題を後回しにするのか」について解説した記事もあるので、あわせてチェックしてみて下さい。

嫌なことから逃げているだけでは宿題は消えない

当たり前ですが、言い訳しようが人のせいにしようが、出された宿題は何もしないと永遠に残ります。

ゲームをしたい、YouTubeを見たい、テレビを見たい、寝たい…。

色々やりたいことはあると思いますが、その前にやるべきことをやって存分に楽しみを満喫したいですよね。

ではいよいよ、「子どもが宿題をやる方法」について教えていきます。

真っ先に子どもが宿題に取り組む方法

具体的な方法はたったの2つです。

それがコチラ

  • 授業中に褒める
  • 宿題の量を半分に減らす

上記の通り。それぞれ解説していきます。

授業中に褒める

これは、とにかく褒めるということではありません。

その日にやる単元について、生徒が頑張っているときに褒める。たったこれだけです。

なんだそれだけかよ!と思っている方もいらっしゃると思いますが、最後まで話を聞いてください。

ただ褒めるのではなく、「どのタイミングで褒めるか」が重要なのです。

僕が今ままで生徒を褒めたタイミングは次の通りです。

  • 宿題をしてきた時(終わってなくてもよい)
  • 先生の話が理解できた時
  • 途中の手続きが合っている時

特に一番上の「終わっていなくても宿題をしてきた時」というのが重要です。

完全に終わらせるのが理想ですが、僕が見ているのは「やろうとしたかどうか」というところです。

宿題があることを認知し、問題を見て自分なりに考えてそれを答えに起こした。

この過程を踏むまでどれほどのエネルギーが注がれているか分かりますか?

それは子どもによってかなり差があります。

それでも頑張って答えを書いてみた。これだけで偉いのです。

間違っていても、あとで解説すれば良いので全然問題ありません。

宿題の量を今の半分以下にする

それでも物理的にやり終えるのが難しい子には、その都度宿題の量を調節してあげましょう。

どんなに頑張っても間に合わない子もいるのです。それは仕方がない。

学校では担任の先生と相談して考えますが、塾の場合はもっと柔軟に対応できます。

なぜなら塾のメリットとして「生徒一人一人に合った学習支援ができる」という強みがあります。そこらへんはお手の物だと思います。

ざわ
ざわ

ちなみに僕は小学校に1年、中学校に2年、高校で1年だけ塾に通っていました。他は通信教育とかで学力を補っていましたね。独学は厳しかった

人それぞれの勉強法があり、成績が上がればなんだっていいのです。

宿題はあくまで授業の復習として利用する

宿題ができるようになるのはもちろん生徒によって差はありますが、自主的に勉強する習慣を身に付けられるので、宿題をすることは意義がちゃんとあります。

そのことをしっかりと覚えておいてくださいね。

とはいえ、宿題はあくまで「その日学んだことのアウトプット作業をするためのもの」であり、予習にはあまり向いていません。

正しい勉強をするためにはどうしても自力でやるには限界があると思います。

勉強は塾で見てもらう方が集中力は上がる

僕は過去に集団授業のタイプと個別指導のタイプの塾それぞれに通っていたことがあります。

感覚としては「個別で見てもらった方がモチベーションが上がる」といった評価でした。

自分ひとりでできる子も、そうでない子も、これから受験を控えている子もまずは「正しい勉強の仕方」について学ぶ必要があります。

それはおそらく学校では教わらないと思います。

一方で、外部の塾なら過去の膨大データから一人一人に合った勉強法について適切なアドバイスが可能となっているため、やはり勉強に関しては「塾や家庭教師に見てもらう」やり方が成績を上げる近道だと言えるでしょう。

ちなみに、過去に「塾に行くメリット」について解説した記事もありますので、気になる方は是非ご覧ください。

おすすめ塾や家庭教師

では、どんなところに通えばよいでしょうか?

今から塾に行かせたい親は最初の塾選び、あるいは家庭教師選びから迷うことでしょう。

そんな方のために、僕がおすすめのオンライン塾教室、家庭教師について記事をまとめておきましたので、詳しく知りたい方はチェックしてみて下さい。

  • 今からでも成績を伸ばしたい方
  • 親に心配をかけたくない方
  • 正しい勉強法を知りたい方

これらに当てはまる方には特におすすめです。

また、紹介しているものの中には無料体験をやっているところもありますので気軽に考えてみてはいかがでしょうか?

さらに上を目指して、頑張っていきましょう!!