こんにちは、ざわ(@Zawa8982)です。
心理学を勉強してかれこれ3年経ちます。
だからといって、人の心を読めるはずもなく、相手を操ることもそんなにできません。
しかしこの学問に入ってよかったところはたくさんあります。
今回は、心理学を使って自身の悩みを相手に打ち明ける時の心構えについて話していこうと思います。
心理学はこれからの時代に多く必要とされる
少しだけ前置きを言いますと、僕は心理学がこれからの時代に必要とされる学問であると断言します。
なぜなら心理学の対象は「あらゆる事象」だからです。
人間のみならず、動物、環境などの要因にも直接目を向けて研究するため、膨大な需要が見込まれるのです。
しかし現時点では、国家資格が作られたとはいえ、受け入れ先がだいぶ偏っているという厳しい状態です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
相手の話に少しでも共感ができるとアンロック率が高まる
さて、本題に入ります。
自分が話しづらいことを相手に打ち明けることは凄く勇気がいることですよね?
そこで相手の話をまず聞いて、共感を得るところから始めてみましょう。
人の経験は千差万別ですが、稀に似たような境遇を話しているなぁと感じたことは1回くらいあると思います。
例えば僕の場合ならこんな例で共感します。
- 高校で威張り散らしていた先輩の様になりたくないから、卒業後現役の練習に参加しない
- 末っ子だから上の兄弟に比べてあまり甘える時間がなかったから親離れしない
- 障害を持つ家族がいることで差別的な発言を浴びながら生きてきた
- 人に気を遣いすぎて自分の話をできなかった
など、まだまだあります。
少しでも共感できる情報が見つかると次のように考えるでしょう。
- 同じ経験から乗り越えた(あるいは乗り越えている最中の)解決策を出すことができる
- 仲間意識が芽生えて孤独との闘いに終止符を打つことができる
- 自分を見つめ直し、これからできることを考える力が身に付く
結論言うと、自分の話をすることは頭の中の整理をすることができ、計画的な行動をすることができます。
ただし、多すぎると相手に嫌がられるのでほどほどにしておきましょう。
質問の仕方に強く影響される
自分についての話は、相手にどのように聞かれるかで結構左右されます。
質問の仕方は2種類あり、開かれた質問(Opened question)と閉ざされた質問(Closed question)では情報の具体性が大きく異なります。
- 自身の意思決定や判断を訪ねる時→閉ざされた質問
- 意見や主張の根拠を尋ねる時→開かれた質問
当然ですが必要な情報を効率的に得るためには、質問の仕方から工夫する必要があるので、これに気を付ければ円滑な会話から重要なヒントが見つかり、新たな考えを生み出すきっかけを作ることができます。
話した後に起こる変化をイメージする
自分が話した内容が、相手にどんな風に捉えられてしまうか不安で仕方がない。
相手に何を言われるかが怖すぎて自分の話が簡単にできない。
こんなこと思ったことはありませんか?
僕は今まで生きてきておそらく数千回は脳裏によぎり、言葉が出なかったことがあります。
過去にそういう経験をした人は、おそらくこのトラウマを抱えて自分ひとりで解決してきた、あるいはしようとしてきたのだと思います。
話した後に変わってしまうかもしれない人間関係
それからの言動に変化が見られてしまったら・・・
ただ、ここで一つ言っておきたいことがあります。
それは「人間においてすべてが正解なんてことはあり得ない」ということです。
多くの人が「人間は間違える生き物である」という研究結果を残してきたこの世の中で、特に人円関係をはじめとした心理においては絶対的な正解などは存在していません。
科学的・生理学的な事実があったとして、予想と違った反応を示されたとしても、他の違う意見を言っていたらそれが正解だとあなたは断言できますか?
だから、そこまで心配する必要はありません。
最低限のイメージを持つとしたら、批判的な主張や反感を買いそうな主張だとわかっていたら、前置きとして「これはあまり共感できないことかもしれないけど・・・」といった言葉を付けてから話してみるといいでしょう。
前置きで、これから相手が何を話すのか大まかなことが分かるため、はっきり、しっかりと伝えることが大事です。
自らを発信することを恐れてはいけない。
己の行動に後悔を持ってはいけない。
実際の現場をよく理解すべき。
現状を変えようという動機が大事。— ざわ@雑記心理ブロガー (@Zawa8982) January 18, 2020
日々新しい思考を取り入れる時、相手の意見の裏には何が見えるか、そこを捉えることも肝心だったりする。
なぜなら相手の主張がただコチラを黙らせるだけなのか、相手を納得させたいのか、それだけでも論理性や話し方がだいぶ変わってくるものだ。
感情的な物言いではなく、感情に刺さる話なら良い。
— ざわ@雑記心理ブロガー (@Zawa8982) January 13, 2020
我慢は一番の毒
悩みを言えない。誰にも話せない。理解してくれるとは思えない。
考えれば考えるほど負のループに陥ってしまいます。
一番やってはいけないのは「自分ひとりで解決しようとする」ことです。
1人でやってみて、どん詰まりになってしまったら誰も助けることができません。
少しでも自分の状態、境遇を分かってくれる人を増やし、誰かに頼ることを覚えるほうが自分を大事にすることができます。
どんな形であれ、助け合いながら生きていくのが人間です。
これまでの歴史を振り返っても、一人で何かを成し遂げた人はめったにいませんでした。
ため込んでため込んで、爆発してしまうとそれこそ誤解されてしまいやすくなり、なかなか助けたくても難しくなってしまいます。
早いうちから手を打つべきなのは事実です。少しでも、何なら一つでも困ったことがあれば気軽に相談できるような方法を見つけていくべきですね。
人は誰かに頼らないと生きていけないわけではないが、幸せを手に入れるためには協力をして大きな成功をつかむ必要がある。特に信頼という抽象的概念の”価値”の在り方は非常に曖昧なものであり、信頼時の蓄積は非常に時間がかかるのに対して下落する時は加速度的に落ちるから世の中ほんと理不尽だよね。
— ざわ@雑記心理ブロガー (@Zawa8982) March 10, 2020
まとめ
いかがでしたか?
中々打ち明け話が難しい時は、まずは話の流れをイメージして、そこから必要なものだけを共感出来たら操作的に動いていくとかなり不安を解消されるということです。
- 一つの考えにとらわれない
- 相手を非難しない
- 自分だけがつらいとか思わない
- 最後まで話を聞く
この辺りをしっかりと意識して思い切り話してみましょう。
僕が読んだおすすめの本にも書いてありますが、今回はコチラの本をリンク載せておくので良かったら読んでみて下さい。
今回はここまでにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。