こんにちは、ざわ(@grow78374)です。
今回は人間関係についての話をしようかなと思います。
僕は基本的に高校時代の一部の同級生と、大学のごく少数の友人と関わって生きていますが、知り合いという広い範囲で考えると、もっと多くの人達とかかわりを持っています。
月日がたつにつれ、「あれ?なんかあの人変わったよね?」とか「最近アイツの様子がおかしい」など周りで徐々に変化は必ず起きるものですが、今回はその中でも「あれは裏切られたな~!」といった『裏切り』について考えてみることにします。
なんか、裏切りって聞くと、あんま良いイメージがないような気がするんやが・・・?
たしかに、なんか「悪いことしてしまった」感じが強いよね。んじゃまず、どういったものが裏切りなのか考えてみよう。
裏切るという言葉はどこから生まれたのか
そもそも裏切るの「裏」とは、いったい何を指しているのでしょうか?
調べてみると次のような文章が出てきました。
もともと古語では「オモテ」は顔を、「ウラ」は心を意味し、裏切るという語源はこの「心=ウラ」を知ることに由来する。この「オモテ」と「ウラ」の両面から考える意識は、内と外という人間関係の日本文化的区別に対応しており、「オモテとは外に出すもの、ウラとは外に出さずに内にしまっておくもの」というニュアンスがあるという(土居,1985)。
つまり、赤の他人に見せる振る舞いをオモテとし、本当の自分(本心)をウラと区別していた風潮がずっと続いていて、そういう表現をしているということですね。
では、どういった場合に「裏切る」ということになるのでしょうか?
裏切りのパターンを考えてみる
裏切るという言葉の使用例は主に2つあります。
①信頼に背く場合
一つ目は「信頼に背く行為をする」時の「裏切り」です。
頼りにしていた人が実は利用するためにかかわっていたとか、味方だった人が敵側につくとか、そういったものの裏切りはこちらに入ります。
あとは不倫とかですね。最近有名なアスリート選手が不倫疑惑でニュースになっていたのを聞きました。
今まで積み上げてきたものをぶち壊すという大胆かつ衝撃的なパターンですね。
- 結果が大きく変わる
- 取り返しがつかないことが多い
特徴はこんな感じです。つまり、やらないに越したことはありません。
②期待や予想に反する場合
二つ目は「期待や予想に反する」時の「裏切り」です。
こちらは本人が裏切り行為をしたと言うより、期待していた人が勝手に「裏切られた」と感じてしまう場合を指すことが多いです。
つまり、本人は何もしていないのに、場合によっては理不尽に評価を下げられたり嫌われたりしてしまうといった大変めんどくさいケースに陥ることもあります。
もちろんその逆もありますが、人間は自分の知らない情報を目にした時、それに対する不満を相手や周りに押し付けがちなので、ほとんどは悪くなってしまいます。
そうしたやりとりはとても大変で、一つずつ先入観や印象を変えていかなければなりません。
こういう場合ってめちゃくちゃ可哀想で、勝手に落とされた信用を回復するのは本人の仕事なんだよねぇ。切ない・・・
理不尽極まりねぇなぁ
裏切る人の特徴とは
では、こうした裏切りをする人って、いったいどのような特徴がみられるのでしょうか?
たしかに裏切られる前に性格や行動面である程度把握できれば状況は変わるかもしれません。なので、こうした想定外の事態が起きた時でも冷静に対処できるように分析を徹底してみるのもいいかもです。
特定の人と仲良くしている
自分には普通に話してくれるが、他の特定の人物を話す場合、笑顔が多かったり、テンションが高くなったり、他の人には分からない話題が出てきたりする場合は、予想外の真実と向き合う覚悟がいるかもしれません。
話の意図がたまにわからなくなる
突然内容が理解できない話をしてきたり、その話題を振る目的がいまいち見当がつかない場合は、もしかしたら自分だけ知らない話が他の所ではすでに進んでいて、いつのまにか良くない方向に場を持っていかれてしまう可能性があります。
思考が追い付かなくなって聞き直す分には問題ないですが、既にその「差」が出てしまっていることに要注意です。
謎の行動をしている
人目のつかないところで意味の分からない行動をしていたり、無駄な動きやしぐさをしていると思った時は警戒です。
自分にとって無意味な行動でも、本人にとっては裏切りが起きるまでの過程である可能性があります。
自己主張が少ない
こちらは裏切り②が起きる原因であることがほとんどですが、自分どういった人間であるかをはっきりと周りに知られていないと、「謎の人」とか「何考えているのか分かんない」といった「ヤバそうな人」としての印象を持たれてしまいます。
逆に言えば、そういったレッテルを貼られているときに、周りに良い印象を持たれる行動をすると、初対面より高感度の上昇量がかなり上がってきます。
「最初よくわかんない人だと思っていたけど、意外と優しくて素敵な人なんだね」
などと言われれば完全勝利ですね。いやぁ言われてみたいよそんなセリフ。
目的のために手段を選ばない
いわゆるマキャヴェリストの思想を持つ人です。
マキャベリズムとは要するに「あらゆる手を使って自分が有利になるように働くこと」をモットーに行動する考え方です。
そんな思想を持つ人は突然知り合いや仲間を切り捨てても、最後は自分だけ生き残ろうとします。
つまり、容易く裏切り行為をするので、普段の言動に容赦がなかったり慈悲が見られないのが特徴です。
裏切られたと感じた時にするおすすめの行動とは
もし、こうした人たちの手によって裏切られてしまったと感じた時、どうすればいいでしょうか?
僕もこれまでかかわってきた人の中に裏切られた人もいますが、基本的にその後再び出会うことはありませんでした。
つまり、信頼を失った人とはもう関わるのは極力避けるべきです。
喧嘩して仲直りするのとは話が違います。
今まで積み重ねた信頼をぶち壊してきた人は、初めからそのつもりで関わってきているので、そこから気が変わってもう一度やり直せる可能性はほぼゼロに近いです。
また、逆に裏切ったことに対して相手がものすごく罪悪感を抱いているならば、その事情をしっかりと聞き、二度と過ちを繰り返さないように修正してあげることも大切です。
まぁでも、それのために自分が時間をかけてストレス溜めながら向き合うのってすごくしんどいと思います。
僕は相手が勝手に裏切った場合は極力関わらないようにし、自分に非があってこのままじゃいけないと感じた時はめちゃくちゃ繋がろうとしますけど←
つまるところ、裏切りっていうものは互いのコミュニケーション不足も一因ではあります。もっと相手のことをしっかりと見ていれば、情報をつかんでいればそんなことにはならなかったかもしれません。逆に自分の事もしっかり話していれば、周りに誤解を与えることなく仲良くできたかもしれないと、やはりタラレバの話が出てくるばかりです。
頭の中でぐるぐる回してもそれはどうしようもないので、とりあえず現状の自身の評価、周りの人間関係を注意深く見てみることを心がけましょう。
今回はこのあたりで終わります。
おすすめの本↓↓↓
参考文献
※あくまで科学的根拠に基づいた資料を参考にしているので、すべてがそうであるという確証ではありません。ご了承ください。
・https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/219257/1/eda63_055(拡張子はpdf)