心理学専攻の大学生がおすすめの書籍を5冊紹介します

心理学おすすめ書籍 PSYCHOLOGY
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こんにちは、ざわです。

今回は心理学についてです。

心理学は本当に奥が深く、実生活でもあらゆるところで活用されています。

しかし、現代では心理学という学問がいまだに認知されておらず、大学で学部や学科を調べてみても、ほとんどは「学部の中の一専攻」として扱われることが多いです。

どういうことかと言いますと、「心理学を専門の学問として扱うことはなく、ある学部の中で全員勉強できるよ」って感じの学問が今の心理学だといわれているのです。

特に多いのが文学部・人間科学部ですね。

この2つの学部って全く正反対の系統のくせに、そこに所属している心理学ってどっちにも当てはまるものなんですよ。

心理学がどういうものか詳しく知りたい方は、心理学ってどっちの系統に入るの?という記事をご覧ください。

心理学ってどっちの系統に入るの?
今回は心理学についてです。 心理学は今もなお学問としてどんどん発展し続けていますが、そもそも心理学という学問はどのようにして誕生したのか。また、現代での位置付けはどうなっているのか、その辺りを書いていきたいと思います。 始まりは哲学から 心理学に興味のある人はある程度知っていると思いますが、心理学の起源は古代ギリシア時 ・・・

心理学を学ぶこと

心理学を学ぶということは、心理学者やカウンセラーになるということでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

実際に僕が所属する大学では、去年卒業した先輩のほとんどは一般企業に就職しました。

え!それならわざわざ心理学を勉強する必要がないんじゃないのっていう人もいるかもしれません。

実はそれは大きな間違いです。

皆さんが学生から社会人に変わるとき、一番関わるものは何だと思いますか?

そうです、です。

つまり、この人生において人間関係は絶対に欠かせないものだということです。

心理学はその人間関係をはじめ、他者の理解、社会の状況から医療・教育・福祉といったあらゆる分野での応用が非常に効くため、決してバカにすることはできません。

というか、全員が絶対勉強してほしいものだと考えています。

社会に通用する力

社会に通用する力とはどんな力のことを指しているか知っていますか。

  • リーダーシップを発揮することができ、集団を動かす力
  • 他者との交流をうまくおこない、コミュニケーションが取れる力
  • 物事を遂行するため、どのように行動すればよいか計画する力

色々な能力を考えるかと思いますが、心理学を学べばこれらすべての力が身につけられます。

社会のマナーと勘違いされている方もいますが、あれは独自で生み出されたルールに従うというだけの話であって、そこに個人の能力は問われません。

上記のような力は、皆さんの個性やアイデンティティーを失うことなく身につけられるというすさまじいメリットがあるので、心理学は是非勉強してもらいたいものです。

知識は本から取り入れる

とはいえ、心理学を勉強するぞ!っていっても、大学や専門学校などでしか勉強できないんじゃないのって思うかもしれません。

たしかに統計的な実験やコンピュータを使った実習は、大学や専門学校でしか教えてくれませんが、座学となるとそうでもありません。

通信教育や自宅での学習も可能です。

ただ、最近の心理学の書籍は昔に比べたらかなり出版されてきました。

メンタリストのDaiGoさんも本を出されていますが、DaiGoさんに限らず各大学の教授や准教授は普通に本を出しています。

なんなら大学の講義では実際に自ら出版した本を使って進めることも普通にあります。

どの書籍も素晴らしいですが、心理学をこれから学ぶ人やそもそも心理学ってなんぞや?ってなっている人からすれば、どの本を読めばいいのかわからないと思います。

そこで今回は、今年から心理学を勉強する人におすすめの本を5冊ほど紹介しようと思います。

ところで、心理学って何ぞやって言う人は、まずこちらのこれから心理学を学びたい人たちへという記事を読んでから本選びを考えてみて下さい。

心理学でおすすめの本

1.心理学 第5版

僕が心理学を勉強するならば、初心者から大学生まで幅広い人たちに対応されたこの本を最初に選ぶでしょう。

心理学で欠かせない10の領域をすべて踏まえた内容が詰められており、めちゃくちゃ充実している1冊なので、心理学の概要をつかみたい人はまずはこの本から挑戦してみましょう。

2.嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

個人心理学で有名なアドラーの考えを元にした人間関係をテーマにあらゆる視点から悩みを紐解いていく伝説の1冊です。

Amazonでも常にベストセラーとなっており、売れ筋ランキングではいつも50位以内に表示され続けています。

僕も実際にこれを持っていますが、何といっても会話形式の多いストーリー性を含んだ内容となっていて読みやすく、飽きないように工夫されていることが魅力的です。

3.マンガでわかる!心理学超入門

精神科医をしながら、「マンガでわかる心療内科」などの作品を手掛けているゆうきゆうさんの著書となっています。

心理学をもっとイメージから考えてみたいと思ったら、これを読めば1発でわかると思います。

活字が苦手だな~という方はこちらの本を試してみてください。

4.突破力 無理なく限界を突破するための心理学

メンタリストとして活動しているDaiGoさんの著書の一つです。

DaiGoさんは現在ニコニコやYouTube配信で心理学に関する論文の紹介やアドバイスをする一方で作家として様々な本を出版しています。

ビジネスに関する本もありますが、ここでは心理学の話が一番関係しているこちらの本をおすすめとして挙げておきます。

人間の限界は、実は環境に左右されていることが多く、どうしたら限界を超えることができるのかといったテーマで書かれているため、新しいことに挑戦したい、自分の可能性を広げたいと考えている方は是非読んでみてください。

5.心配事の9割は起こらない 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」

禅僧にして、大学教授であり、さらに庭園デザイナーとして活躍する著者がめっちゃ優しい言葉で書いてくれている「人生のコツ」をまとめた1冊です。

悩むなら行動する。人と比べないなどよく考えてみたらたしかにそうやん!っていうものが多いので、読んでみると非常に共感できるところがたくさんあると思います。

心理学というよりは人間関係に対するイメージをもっと柔らかくしてくれる本だと断言します。

まとめ

いかがでしたか。

ここで僕が紹介した本は、どれも有名なものばかりなので、せっかくだから心理学勉強してみたいなぁと思っている方は、よければ一度手に取ってみてください。

少しでも心理学から生活に役立つものがあればどんどん使っていきましょう!

本からインプットしたら、次はアウトプットです。