まずはこちらを見てほしい

こちら、僕が尊敬する【アニマル心理職】がひとり、さいこさん(@psycho873)
が執筆されたnoteですが、今回の話は全てここに詰まっているといっても過言ではありません。
というかそれ以上のことは話せないです。なぜならこれが答えだから。
なぜ、心理職だけでは厳しいのか
理由は簡単。3つの要素に分かれます。
そして最新の調査結果はこちら
クリックしてR5_konin_shinrishi_katsudo_joukyoutou_chosa_hokokusho_yoyaku.pdfにアクセス
1.心理の仕事ができるかどうか
心理専門職として従事:57.5%
「心理に関する職種」として雇用され、心理的支援業務に従事している回答者の割合です。
他職種として一部従事:24.8%
心理以外の職種として雇用されているものの、一部の業務の中で心理的支援業務を担っている回答者の割合です。
非従事等(その他):17.7%
心理的支援業務を行っていない(または就労していない)割合です(12.5%+5.2%)。
まとめ: 回答者全体(38,827名)のうち、業務の大小を問わず現場で心理的支援業務に携わっている割合は 計 82.3%(57.5% + 24.8%)となります。
このように、国家資格を取れれば、最低限心理っぽい仕事は任せてもらえます。
ただ、全部の業務が心理っぽい仕事かと言われたらそうではありません。
例えば僕の場合、肌感覚でいえば心理っぽい仕事をしているなと感じる割合はおよそ半分くらいです。ほかは別の仕事をしている感じですね。
2.常勤なのか、非常勤なのか
そしてメインはこれ。結構重要です。
分野や勤務機関ごとに大きな隔たりが存在
分野別・施設種別によって常勤と非常勤の雇用割合が大きく異なっています。
福祉分野の例: 児童相談所や児童養護施設などの入所型施設では「常勤・心理職」での雇用が多い一方、市区町村の子育て支援部署や保育所などでは「非常勤・心理職」や「常勤・心理職以外」としての雇用が多い実態が報告されています。
心理職以外の職種における勤務実態
心理職以外の職種で心理支援を兼務している場合、週あたりの心理支援業務への従事時間が20時間以上である割合は23.2%にとどまります(心理職雇用の場合は69.4%)。
特に最後の方、心理職雇用が69.4%のうち、その中で23.2%が常勤。
つまり、いまだに非常勤で働く人が多いということです。
最大の弱点は福利厚生がないということ。もちろんたくさん働いたら全員もれなく保険加入の義務が発生しますが、その実態は会社が労働者と保険料の折半をするのが難しいという理由で、勤務時間を減らされるなんてこともあるということです。
3.待遇や労働条件など
そして極めつけはこれです。
希望する働き方(条件)とのミスマッチ
心理的支援業務に従事していない理由として、以下のような待遇や環境面での課題が挙げられています。
「希望する働き方(就業場所・時間条件)が満たせなかった」:25.0%
「希望する働き方(給料条件)が満たせなかった」:21.9%
「希望するキャリアアップが見込めなかった」:8.6%
キャリアアップ・研修機会の課題
非常勤職が多いこと等に起因して、専門性を高める機会やキャリアアップの機会が得られにくいという意見が指摘されています。
制度・環境改善に向けた要望
自由回答において、実態調査から得られた示唆をもとに今後も定期的な調査を実施し、改善の進捗状況等を把握・反映してほしいという意見が出されています。
希望する○○が満たされないことで非常勤を選ばざるを得ないという状況が、果たして国家資格を持つ専門職にあって良いことなのでしょうか?
僕はこの矛盾に対していつも疑問を抱いています。
キャリアアップについてもそうです。
僕は個人的に外部の研修や勉強会に参加することそのものは好きです。
そもそも探求心が高いので、現場でのスキルに活用できるなら、他の人の話を聞くということに意義を感じるからです。
ただ、それを積み重ねたからと言って、社会はそれを成果として還元しないと評価はされないというのが現状です。
そうなるとどのルートで利益というものを求めていくのか、そこを模索していくのも働くうえで必要なのだと実感しますね。
常勤と非常勤の違い、それに専門職は振り回される
心理職の理想は常勤であることが語られますが、常勤のデメリットは心理っぽい仕事がなかなかさせてもらえないところだと僕は考えます。
一方で、非常勤も困りものです。
きちんと福利厚生という恩恵を受けられるのであれば様々な現場で活躍が期待されますが、実際はそんな良いとこ取りはさせてもらえないので、現状どっちに転がってもかなり微妙。
ゆえに、心理職だけで生活をするのはかなり制限がかかることが増えると思います。
ただ、社会人になっていきなり副業とか起業とかはハードルが高いのも事実です。
まずはその勤める会社で自分には何ができるのか?を考えながらお仕事を頑張るのが一番良いのではないでしょうか?
