【考察】最近ゲームに物足りなさを感じる理由を再考する

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こんにちは、ざわです。

タイトルがなんだか香ばしいですが、先日友人とのやりとりで出てきた話題から考えてみようと思ったのを書き起こしています。

本記事ではゲームをするにあたって、僕が個人的に思っていることをつらつらと書いていくだけの内容になります。

【はじめに】ゲームは好き。異論はなし。

当然のことながら、僕は自身がゲーム好きであることを自覚しております。

幼少の頃は、ポケモンやカービィ、どうぶつの森など、多岐にわたるゲームに親しんでまいりました。
当時は家庭内でのルールが厳しく、ゲームは一日一時間までという制約があったため、一つのゲームを数ヶ月にわたりじっくりと楽しんでいた時期が懐かしく感じられます(笑)

しかしながら、最近ゲームをプレイしていると、どこか釈然としない気分を覚えるようになりました。

決してゲームそのものに不満があるというわけではなく、ただ漠然と「何かが納得できていない」という状態になっている感覚です。

一体何に納得できていないのか、なぜそのような感覚に陥ってしまうのかが明確には分からないままゲームを続けていたのですが、先日友人がPokémon Trading Card Game Pocket通称「ポケポケ」でランクマッチ対戦に臨んでいる際、ふと漏らした一言が衝撃的でした。

「やっぱり自分で考えた編成で勝った方が面白いわ」

友人が対戦に勝利した直後にそう語ったのを聞き、僕もまた、ある事実に気づかされたのです。

他者の模倣からは、独自の価値は生まれない

おそらく、僕が抱えていたモヤモヤ感の原因は、この点に集約されるのでしょう。

確かに、ゲームの攻略情報は非常に有益であり、長期間にわたりゲームを検証し、詳細な記事を執筆してくださるライターの方々には、感謝の念に堪えません。

そうした情報に依拠することで、これまで発見できなかったアイテムを入手したり、強大な敵を打ち破ったりすることが可能になるでしょう。

しかし、それが果たして自身の力で成し遂げたことなのかと問われれば、明確に否定せざるを得ません。

そうです。完全攻略を目標とするならば、あらゆる情報を収集することこそが求められる能力と言えるかもしれませんが、現在の僕は、純粋に「ゲームを楽しみたい」という欲求に気づかされたのです。

ゲームを享受するための段階的なプロセス

改めて自身の過去を振り返ってみますと、私がゲームに熱中していた頃は、次々と展開が変化していくことに喜びを感じていました。

・次は何が起こるのだろうか?
・この物語はどのような結末を迎えるのだろうか?
・どうすればもっと先へ進むことができるのだろうか?

このように、自身の内には疑問と検証欲が蓄積し、それらに取り組むことにやりがいを感じていたのかもしれません。

もちろん、ゲームの基本操作が不明な場合は攻略情報が不可欠です。

見知らぬタイトルのゲームを始めたばかりの頃は、操作方法が全く分からないということも少なくありません。

そのため、取扱説明書やチュートリアルを丁寧に確認しながらゲームを進めていきます。そして、どうしても行き詰まってしまった際には攻略情報を参照し、ヒントや解答を探すことになります。

しかし、実際に攻略情報を参照したとしても、その通りに事が運ぶとは限りません。

そこに、ゲームの奥深さがあると言えるのではないでしょうか?

基礎を習得した後は、自らの思考を試す

操作方法やゲームの最終目標が見えてきた段階で、今度はそれを自身のものとして確立するために、創意工夫を凝らしながら試行錯誤を繰り返すことになります。

自身の考えに基づいた見通しですから、当然ながら的外れな結果に終わることもあります。
しかし、失敗を重ねるほどに、次はどのように対処すべきかを深く考察するようになるでしょう。

そうした経験を着実に積み重ねることで、より確実な攻略法を見出すことができるのではないでしょうか。

その過程を経て初めて、僕はゲームの真の楽しさを理解できたと実感しました。

この思考は学習にも応用可能である

完璧主義に陥ると、人は往々にして苦痛を感じるものです。
したがって、まずは自身ができる範囲から着手することが肝心と言えるでしょう。

ゲームにおいても学習においても、この原則は変わりません。

初期段階で適切な目標設定を行うことができれば、無理な計画を立てることを避けられます。
そして、無理な計画を実行しようとすると、必ずどこかで安易な手段に頼りたくなるものです。

それはすなわち、「解答の丸写し」です。

解答の模倣だけでは本質的な理解は得られない

補足となりますが、僕は解答の丸写しを全面的に否定しているわけではありません。
問題に対してどのようにアプローチすべきか、解答にはどのような記述がなされているのかを知るためには、むしろ解答を確認することが有効であると考えます。

しかしながら、解答をただ書き写すだけでは、本質的な意味を成しません。

その解答から何らかの知見を得て、次にどのように応用するかを考慮しなければ、再び同様の状況に陥り、解答に頼ることになるでしょう。

いつしか僕は、ゲームにおいてこれと類似した行為を繰り返していました。

友人の発言を契機に、最近になってようやくその事実に気づかされたのです。

今後は、真の意味でゲームを堪能することができそうです。
実際、その意識を改めただけで、ゲームのプレイスキルも向上しました。

基本的な攻略法を理解できれば、あとはそれを応用するだけです。

基礎をしっかりと模倣し学習することは非常に重要であると同時に、自身の個性を発揮するためには、独自の工夫を凝らすことも不可欠です。

結論:独自のプレイスタイルを確立することの重要性

結論として、攻略情報は非常に有用なツールではありますが、それに終始するゲームプレイには意義を見出せず、楽しむことができなかったというのが僕の見解です。

したがって、ある程度ゲームジャンルにおけるプレイスタイルの方向性が定まってきたならば、自分ならではのプレイスタイルを模索していくことも、ゲームの醍醐味の一つと言えるかもしれません。

皆様はどのように思いますか?

今回は以上です。