こんにちは、ざわです。
最近の中高生は定期考査期間もあって、テストに追われているのではないでしょうか。
僕が中学・高校生の時は提出物が圧倒的に多くていつも徹夜で終わらせていました。
テスト勉強する時間があまりとれなかったですね。
そこで今回は「短時間で効率よく勉強するための大事なこと」を紹介していきたいと思います。
僕が塾で実際に生徒に教えている方法であり、しっかりと成績も伸ばしている実績があるので良かったら実践してみてください。
短時間で一気に勉強するために必要なこと
勉強は毎日しなけれ微けないですが、日によっては「そんな時間ない!」って方もいると思います。
ですが、そのまま放置してしまうと成績は伸びないです。
では、どうしたら勉強もしっかりできて、確実に身につくのか、その方法を言います。
具体的には以下のことをすれば確実に成果が見られるでしょう。
- 板書は極力しない
- 問題集でアウトプット
- 間違いを潰していくことでスピードアップ
- 公式や定義・定理は隅にメモするだけ
一つずつ詳しく見ていきます。
板書は極力しない
授業でノートに黒板で書かれた内容をまとめると思いますが、はっきり言って丸写ししても時間の無駄です。
理由は簡単で、そのままテストに出ないからです。
だいたい定期考査の場合、質問の仕方や答える箇所を変えてくるのであらゆる角度から回答を導き出す訓練をする時間の方が重要です。
それでも板書しないと勉強できないという方は以下の5科目でそれぞれのことに意識してノートにまとめてみてください。
英語:日本語訳は教科書に書き込む
単語の練習や英作文、文法の解説をまとめる場合はノートの方がいいですが、たまに日本語訳をわざわざノートに書く人がいます。
それをするとテストで英語の本文が出てきた時にある特定の単語の意味が思い出せないせいで結局和訳できずに点数を落としてしまう可能性が出てきます。
日本語訳は極力教科書に書き込み、本文がそのままテストに出てきた時に和訳がイメージとして想起されるよう下に逐語訳(単語一つ一つの意味を書き込むこと)を進めてください。
逐語訳はどうしても日本語として不自然な表現になりますが、そこから自然な日本語に描き直す作業は和訳よりハードル低くなるので、まずは単語、熟語の意味を知るために教科書に書き込みを進めましょう。
数学:間違えた問題の解き方を赤で書き加える
問題演習をノートに書き、採点をして間違えた箇所にもう一度解き直しをする生徒がいますが、解き直しをする場合は間違えたところから始めてください。
最初から全部書き直してしまうと、それだけで腕や脳の疲労が激しくなり、集中力が一気に減るので演習も直しもフルパワーで頑張らないでください。
国語:現代語や漢字の暗記+文章の要約をまとめる
パトスだのアナーキーだの横文字がそのまま文章でいきなり出てくるようになっています。
漢字より意味のとらえ方が難しいため、すぐにでも理解しておいてください。
また、本文は読むだけでなく、「この話を人に説明するためにどのように言えばよいか」を意識してまとめておくと、自分でもノートを見返しただけで思い出すことができます。
理科:極力イラストを加えてわかりやすくする
理科の教科書は、実験から各論に至るまですべて図やイラストが使われています。
これは文章だけでは理解できないことが明らかなので、ノートにも同じようにイラストは入れておきましょう。
特に化学式で使われる二酸化炭素やアンモニアの分子の構造は高校でも正しいモデルを選ぶ問題が出てくるほどよく使われているため、必須です。
このイラスト全開の本は中学生のお子さんに特におすすめです。
社会:基本は表や箇条書きで完結にリストアップする
社会の中の地理と歴史は、互いに入り混じって教科書で書かれています。
しかも歴史の場合、ストーリーを意識しようと一つの人物に対して5行くらい使われることもあり、これではノートに書くとき非常に困りますよね。
そこで社会の場合は基本的に箇条書きでリストアップするようにしましょう。
こうすることで、関連する単語を派生するように覚えやすくなるため、問題文でっ答えを導くキーワードを発見した時に思い出す確率が一気に上がります。
文章を丸コピするより、箇条書きですっきりと手早くまとめましょう。
問題集でアウトプット
ノートでまとめただけで満足してはいけません。
しっかりと理解したことは確認しなければいけません。
問題集や演習ページで思いっきり取り組んでみましょう。
もちろん最初は誰でも間違えます。
しかし、間違えたところの原因と対策を考えれば、次は間違えないよう気を付けるはずです。
見直し、採点は極力自分でするようにしてください。
間違いを潰していくことでスピードアップ
間違えた問題だけをやり直ししていくと、やがて間違えた箇所がどんどん減っていきます。
2回ほど演習をして、間違えなくなったらもうしなくてもいいと思います。
自身がない場合は違う類題を使って確認をしてみてください。
テスト勉強で得意なものばかりやってしまっては、苦手単元でつまずいてしまいますよね。
苦手は潰して減らしていくものであり、最終的には「全部得意」になれるよう根気よく問題と向き合いましょう。
問題を解くスピードも速まり、次のステップへとすぐに移ることができます。
公式や定義・定理は隅にメモするだけ
公式や定義・定理というものは、一般的な法則を書いているだけであり、応用問題ではそれらを組み合わせて答えを出さなければいけません。
つまり、公式を書いただけでは、その部分の計算ができても次にどうすればいいかわからなくなります。
この時は、使いそうな公式や定理はテストの問題用紙の余白部分に書いておくなどして、必要に応じて利用してみてください。
あくまでこれは補助ツールのようなものであり、それが丸々問題に出てくるとは限りません。
応用というものは、これまで習った方法を駆使して問題に取り組む必要があります。
↓↓手軽に使えるメモはこちら↓↓
まとめ
いかがでしたか。
今まで成績がイマイチ伸びなかった、これからもっと点数を上げていきたいという方は是非これらの方法を実践してみてください。
勉強はやり方次第で結果は変わります。
少しでも多くの人が点数アップを体験し、自信になれるよう祈っています。