こんにちは、ざわ(@grow78374)です。
最近の子どもは本当によくYouTubeを見る人が多いです。
僕はアルバイトで塾の講師をしていますが、授業する生徒のほとんどがYouTubeの話題をどこかで必ず取り上げます。
「〇〇が新曲出したんだよ!!」や「〇〇のゲーム実況めっちゃおもろいから先生も見て!!」というふうによくオススメ動画を紹介されたりするんですよね。
僕もそれ自体は何の問題もないと考えています。
・・・それが受験生でなければですけど、ね。
というわけで、今回は急遽、現代のYouTubeの在り方と今後どのようにすればいいのかを簡単に意見していこうと思います。
これははっきり言って僕の主観ですから、正しいとか間違っているとかそのような正誤の判断しかできない方はどうぞスルーしといてください(笑)
それではいってみましょう!
YouTubeはSNSの分類であり、エンターテインメントである
そもそもYouTubeというサービスは2005年から始まったものなんです。
皆さん知っていましたか?
Facebookの1年後に始まったものなんですよ?
Twitterなんか全然後の話ですからね?
嘘だと思うならウィキペディアで見てみて下さい↓↓
ジャンルとしては「動画共有サービス」という名称になっています。
つまり、今でいうSNSと何ら変わりないのです。
普段の日常の光景や面白いことや驚かされること、その瞬間を動画に収めて全国に配信するといったものです。
それをすることで世界中の人たちが反応し、高評価や低評価、コメントなども送ることができ、今となってはライブ配信も可能になってきているので、世界中の人たちと「つながる」ことができるのです。
実際僕もYouTubeで動画を投稿しながらこのブログを書き続けています。
YouTubeしながらブログを書くことについてはコチラの記事をどうぞ
国際電話や国際郵便とかバカバカしくてやってられないんじゃないのかっていうくらい、現代のネットワークサービスはかなり充実しているのです。
しかしそこで一つの疑問が生じます。
よく「〇〇する方法」や「〇〇の真実はこちら!」みたいなタイトルとともに流れてくる動画を見たことあると思うのですが、
果たしてそれは真実なのか??
って僕は言いたいんですよ。
ただでさえインターネットに書かれていることなんて信ぴょう性に欠けるものがあるのに、それを何らかの手段を使ってYouTubeにあげてしまうと、さらに怪しく感じてしまうのではないでしょうか?
もちろんそこは皆さんのリテラシー能力で判断してほしいところですが、結論を言うと
「動画を見てる暇があったら勉強しろよ」
って声を大にして僕は言いたいのです。
実際、YouTubeめっちゃ見てる子の成績はあまりよくなく、聞くところによると宿題もYouTubeのせいで全くやってないとか。
YouTubeの使い方を明らかに間違っているとしか言いようがありません。
たぶん、普通に1時間以上も視聴して、やらなければいけないことが手つかずで終わってしまったというのがオチでしょう。
しかしやりたいこととやらなければいけないことは別物です。
やるべきことをやって、文句言われずに動画を楽しむ方が僕は幸せだと思います。
便利な情報はテレビの方が多い
「ユーチューバーの〇〇がこの商品紹介していたから絶対人気やで!!間違いない!!先生も今度買ってみ!!」
というような意味の分からないセールス気取りのしゃべり方をしていた生徒がいたのですが、待ってください。
よく考えて下さい。
〇〇が紹介した商品=正しい
いやどう考えてもおかしいでしょ!?
そのユーチューバーの事務所の方で、企業とのタイアップによる商品紹介をしてくれと言われただけなので、それをユーチューバーの方は紹介しているのですよ。
実際にその商品を購入して、使用例やリアルな映像を届けながらレビューをする人はまだ全然許せるんですよ。
それはれっきとした「商品紹介」をしているわけですから。
僕が許せないのはこんな感じの商品紹介をしていました。
- 商品の画像だけを動画で出して口で説明する(実物がない)
- 検索先が商品の公式サイトからではなく、見知らぬ人のブログからの剽窃
- 明確なデータや商品表示を示さず、「元気になれる」とか「いきいきする」などあまりに抽象的な表現しかしない奴
2番目の奴は本当に最低だなって思いました。
まるで自分が実際に利用して、生の感想を述べているかのように話していたので危うく報告しそうになりました(するまでもない)。
そんなこんなでYouTubeで商品紹介しているときは、実際に実物がそこにあり、比較しながら検証して評価しているものこそ本物の商品紹介だと思っているので、皆さんも気を付けてみてくださいね。
↓このような動画こそ「商品紹介」といえるんですよ!!↓
そう考えると、まだテレビで放送されるテレビショッピングや通販の番組の方が情報の信頼性は高いと思います。
あそこにはスポンサーがきっちりついているので、決して適当なことは言えませんからね。
高い広告代を支払っておいて、でたらめ言われたらスポンサーブチ切れると思いますw
ある程度の制限はさせるべき
そんなこんなでYouTubeに潜む危険性をあれこれと書いてしまいましたが、実際のところは充実したコンテンツで毎日飽きさせないこともあり、すべてを禁止にしてしまおうとまでは考えておりません。
ただ、現実世界の生活の方が大事だと思うので、ある程度の線引きはしておく必要があると思います。
ゲーム実況を見ていても、その時間でほかの勉強や趣味を楽しむことはできるし、特に中高生がYouTubeで終わってしまう人生は少し寂しいのではないかと思います(余計なお世話)。
本気で「ユーチューバーになって人生を変えるんだ!!」って考えている方はそれで全然いいと思いますし、「YouTubeがないと生きていけない」という人もそれはそれで間違ってないと思います。
ただ、これだけは言わせて下さい。
YouTubeがすべてじゃない
YouTubeはあくまでエンターテインメントです。
誰かが誰かを幸せにする手段に過ぎないのです。
そこのところを今の子どもたちが履き違えないようにしてほしいと僕は願うばかりです。
まとめ
YouTubeを見て終わる1日は、1日だけならいいですが、それを毎日やっていると非常に無駄だと思います。
というか僕がここに書くまでもなく、少なからずそのような自覚はあると思います。
自分の経験、知識、キャラクター性を存分に発揮して、YouTubeから世界へとはばたく人もいますが、学生の間はしっかりと生活にメリハリをつけることから考えたほうが良いと思います。
学生の間にしかできないこと、今だからこそできることをよく考えて楽しい人生を送ってほしいです。
YouTubeなんて暇さえあればいつでも見れるんですから。