大学4年通い続けて得たものは「見極める力」です【楽に生きる方法】

見極める力 THINKING
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こんにちは、ざわ(@grow78374)です。

大阪の私立大学に通い続けてもうすぐ4年が経とうとしています。
院進学もあるのであと2年は学生ですが、ここでちょっと軽く人生を振り返っていきたいなと思います。
というのも、人間は「成長した実感」をしっかり感じないと、その後のモチベーションや集中力が下がっていくため、定期的に目標の確認や進捗を見て方針を決めていくことが大事です。

昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日の自分が少しでも成長していることが分かるだけでとても嬉しい気持ちになりますよね。
日々の行動を見直しつつ、自分のペースで頑張っていきましょう。

大学入学時に課せられたミッション

大学の進路が決まった時点で、あるミッションが出てきました。
それがこちらです。

  • 履修した授業の単位を全て取得し、かつGPAを2.9以上に保つこと
  • アルバイトをすること
  • 人脈を広げること

順番に解説していきます。

フル単かつGPAを2.9以上にすること

僕が通う大学には、特別なシステムがありました。
それは「入学試験の得点の成績に合わせて授業料が免除される」というものです。
元々第1志望ではありませんでしたが、もしこの制度を利用すれば私立でも安く勉強に打ち込むことができるため、僕にとってはありがたい制度でした。

試験の結果、得点が8割以上であったため、授業料が半額になりました。
ただし、今後も授業料を半額に保ち続けるためにはある条件が必要でした。
それがこの「フル単かつGPAが2.9以上」という条件です。

GPAとは、各科目から特定の方式によって計算された学生の成績評価値のことです。
これは大学によって数値が異なりますが、僕が通う大学では科目の成績の評定を「S~D」のアルファベット順で表示していました。
当然Sが一番優秀で、Dは単位を落としているという意味です。
そして、このアルファベットに対応したスコアがあるわけですが、Sが4、Aが3、Bが2、Cが1でDは0という対応になっています。

この「GPAが2.9以上」というのは要するに「履修した科目の評定を平均的にA以上にすること」というわけになります。

ハッキリ言ってむっちゃ勉強しないと無理です。
単位取れればいいや~とか、落単回避した!!とか、そんな生ぬるい考え方では絶対にできません。

この授業料半額制度を何としてでも卒業まで続けたいので、僕は必死に大学の勉強を頑張っていきました。すると、運が良かったのか実力がしっかり出たのか分かりませんが、何とか半額の授業料で大学を卒業できるようになりました。

アルバイトをすること

学費を親から支援してもらっていたため、当然ですが自立するためにアルバイトをしなければいけません。

しかし、残念ながらこのコミュニケーション能力が皆無といっても過言ではない僕が接客業をするのは、全裸でマグマに飛び込むくらい無謀なことをしているのと等しいです。
そのため、まずは自分ができることで仕事を探しました。

そうして見つかったのが「塾講師」です。

幸い高校はなかなか偏差値の高い進学校に通っていたため、ある程度の学力がありました。最終学歴に目をつむれば、小中学生にとって頼もしい存在となれたことが何よりの救いですね。

1年生の時は高校でお世話になった塾と、家から近い地元の塾の掛け持ちをしていました。2年生からは地元の塾だけに絞って累計100人近くの小中学生(たまに高校生)の勉強を見ていました。

塾講師は他の業種と比べて賃金も割高で、遅くても22時までには終わるので、家庭の事情も考えていた僕にとってはまさに「適職」だったのではないかと思います。

4年生になってからは、院試の勉強をするためにいったんアルバイトを辞めましたが、院試が終わったあとは、有償ボランティアとして違う場所で子どもたちの勉強を教えています。

人脈を広げること

大学生といえば交流。それは間違いないです。
しかし、先ほど書いたようにコミュ力皆無人間にとってはこれが一番厳しいミッションだったと改めて思います。
集団行動が大の苦手だったので、できるだけ周りに迷惑をかけない方法はないかと考えた結果、「大学のオープンキャンパスのスタッフ活動」が一番良かったなと思います。

クラブやサークル活動だと、その分野に興味のある者たちが集まるのでそれはそれで楽しいですが、人脈を広げようと思うと、特定の領域に囚われないコミュニティに所属することが一番良い刺激になるのではないかと思い、僕は入学して約3年間オープンキャンパスのスタッフとして活動をしました。

すると、オープンキャンパスのスタッフでは、学部学科専攻関係なくいろんな人たちが集まって行動するため、その中から僕のテンションと同じくらいの人達を探していき、そこからじわじわと人間関係を構築していきました。

僕はあまり主体的に声をかけるタイプではなく、徹底的に聞き手に回るスタンスなので、まずは話を聞いてほしい人たちが集まり、そこから僕の性格や人物像が把握されて少しずつ他の人に認知され始める・・・といった流れで人脈を広げていきました。

大学で得るものは「見極める力」である

このように、大学生活4年間で、非常に多くのことを経験できたなぁと振り返ってみて分かりました。

何より大学で得られたものはそこでの勉強や社会のルールはもちろんのこと、特に「見極める力」が一番養われたのではないかと個人的に思います。

自分にとって効率的なやり方の模索や、相手を選ぶ時の見逃してはいけないポイントなど、地味だけど後で重要になるものはいろいろ試してみました。

メリハリを持ち、自己管理を徹底する

若者にとって、体は資本です。体力があってメンタルも強いと、生活習慣の改善や収入の向上が見られることが分かっているため、とにかく無理をせずに自己管理をしました。

例えば、アルバイトは平日週3までにして、勉強時間を確保するということも1つあります。アルバイトのせいで成績が悪いなんて恥ずかしくないですか?僕は嫌なので絶対に学業に充てる時間をいつも多めに確保していました。

他にも最近はちょっとできているかどうか怪しいですが、睡眠時間は7時間以上取るということも大切です。睡眠時間が4時間未満の人は、3日徹夜した人と同じ脳のコンディションになるという研究もあるため、はっきり言って寝不足はダメです。集中力、思考力、記憶力が本来の半分ほどしか機能しません。

なにより風邪をひかないことが一番です。今はコロナもあって、風邪ですら無茶苦茶大変な思いをするので、手洗いうがい、アルコール消毒は毎日やることを忘れないで欲しいです。

危ないと思ったらすぐに身を引く

大学や他の場所で、いろいろな人と出会うわけですが、話を聞いてみると「あれ?コイツちょっとなんかヤバそうだな」というような違和感がある時は、無理に付き合う必要はありません。

具体的には

  • マウントしかとらない人
  • ナルシストな人
  • 他人を攻撃ばかりする人
  • 過激なことを平気で言う人

などなど、どこかおかしい場合は間違いなくあなたを不幸にさせます。もしかしたらあなたに実害がなくても周りの友達や大切な人が傷つく可能性があるので、自分で関わってみてヤバそうなら離れることも肝心です。

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