こんにちは、ざわ(@grow78374)です。
先日心理学関係の情報収集を行っていたところ、Ofeeという心理学と雑学のまとめサイトでこのような記事を発見し、読んでいました。
タイトルは「最後まであきらめない心を持つ6つのヒント」というもので諦めないためにはどうすればよいか、その具体的な方法を紹介してくれていました。
ここでは僕が諦めないためにどうすればよいか、その方法をここから4つだけピックアップしたのでそれを紹介していこうと思います。
開いた質問を自分に投げかけてみる
これはいわゆる「オープンクエスチョン」と言われる奴です。
問題点を改善するにはどのような方法が適しているのか。どうすれば満足のいく結果を得られるのか。この夢を叶えるにはどのような意識を必要とするのか。
筆者はこのように多面的な視点から適切な回答を求めようという意識を向けろと主張しています。
たしかにそのとおりであり、この世界のあらゆる物事は複雑に絡み合い立体的な構造でややこしくなっているため、それらの解決策を「はい、いいえ」で答えられるのはあまりにいい加減だと感じませんか。
例えば、諦めるかどうかを尋ねるときはYes、Noで答えられますが、そのあとに絶対言うセリフがありますね。
「なんで諦めたん?」
この一言。これを発するだけでもうクローズドクエスチョン(閉ざされた質問)は無意味なものになってしまっています。
諦める前に考えることがたくさんあると思います。
- 何が原因で諦めるのか
- 諦めることでどのような状況に変わるのか
- そもそもなぜ引き受けたのか
これらをもう一度自分に問いかけて、本来の目的、達成された後の結果を再確認することは非常に大事です。
僕だって先の見えない依頼や仕事は引き受けたくないです。むしろノルマが決まっている方がそれまでにどのような方法で進めていくか計画もできるため、諦めそうなときは今までの過程とこれからの期待を見直さなければいけません。
安西先生がおっしゃった「諦めたらそこで試合終了ですよ」という名言は、もう一度自分と冷静に向き合う猶予を与えてあげる優しさだということがよく分かったと思います。
心から望むものは何か
今、自分がしている仕事、依頼、任務・・・様々なタスクが課せられた時に、これらを達成した時にあなたは何を望みますか?
どんな自分になりたいのか、周囲にいる人たちは喜んでいるのか、達成できた際に抱く感情はどんなものなのか。
いわゆる自分なりの「理想的な結末」をイメージすることは、成功するための目標設定としてとっても大事なことなのです。
いつも失敗してしまうなぁと思っている原因は、そもそも成功した時のイメージを十分にできていないことも考えられます。
アニメで敵キャラが世界征服をたくらむときは、背景に地球を1人で掴もうとする「イメージ」をわかりやすく表現していますよね。
まさにそんな感じで、例えば大人数の前でプレゼンを成功させたいと思う時は、成功するイメージとして「こんな大人数相手でも落ち着いてハキハキと発表できる自分自身」を想像することが望ましいです。
また、逆の場合も同じことが言えます。
諦める場合は「諦めた後にどうするか」まで考えなければいけません。諦めたらすべてを投げ出して一人で逃げるのは後味が悪いですし、ほかの方にも迷惑が掛かってしまいます。
計画を諦めるときは他の考え方を使って別方向に進むのか、あるいは一度後ろに引いて整理を重ねるか様々な選択ができると思います。
人間能力や才能によっては適材適所という言葉がある通り、能力を持っていても環境が合わなければ本来の力を十分に発揮できない時もあります。そんな時に無理をすると失敗どころかさらに悪化させてしまいかねません。
つまり、「いざという時に適切な対応ができること」も社会を生き抜くために必要なスキルであり、1種の強みでもあるということは忘れないでください。
不調を感じた時に考えること
誰にでも不調は起きます。
常に最高のコンディションで物事を実行できるなら評価や過程において悩みなど出るはずがありません。
しかし現実はそううまくいかず、つまずくこともあります。
そんな時にどのようなことに気を付ければよいか考えてみる必要があります。
偏見や先入観をなくす
慣れたことばかりしていると、ついつい自分が編み出した解決法ばかり目を向けてしまい、人の意見を無視してしまいがちです。
しかし同じ問題が起きても同じ方法で解決するとは限りませんし、もっと他にいい方法も見つかったりします。
自分と違う考えを使って困難を切り抜けた人の話にはきちんと耳を傾けてみましょう。
過去の事例を振り返る
以前にも同じようなことが起きなかったか、初めての問題ならばいろいろと模索してみる必要がありますね。
これは挑戦でもありリスクも出てきますが、放置しているよりはよっぽどマシです。
違う問題で使った解決法が今回のハプニングにも使える可能性があるという発想を持って試してみることは大事です。
結果ばかり見ていないか
結果オーライと言いますが、それまでの過程をないがしろにするのはまた別問題です。
協力してくれた人の努力の結晶を自分ひとりで片づけるのも、自分を犠牲にして誰かの手柄にわたるのも、果たしてそれでいいと納得できますか?
- 一人でできなかったこと
- 仲間と合わせてできたこと
- 一人でやらなければいけない問題を最後まで一人で貫き通したこと
これらは過程の中で気が付かなかった部分を違う視点から見ることができるからできたものです。
結果も大事ですが、次に生かすためにはどのような過程を踏んだかもきちんと見直しておきましょう。
全力を出し切るための3つの視点
- 短期的な目標
- 中期的な目標
- 長期的な目標
この3つがポイントです。
短期的には、限られた時間でどれだけのタスクをこなせたかという部分を見てあげることです。
中期的には、作業と休憩の時間がバランスよくとれているかを見ることです。
長期的には、今までの達成状況を振り返ることで残りのノルマを追い込んであげるようにすれば大丈夫です。
本来の目的からそれないために、3つの視点で見渡してみるとそれぞれの対応も要求されるため、柔軟な対応をすることができます。
諦めない忍耐力を付けるためには、あらゆる視点から取り組むことが一番です。是非やってみてください。