こんにちは、ざわ(@grow78374)です。
今回は仕事に関する話です。
大学で毎週キャリアの講義を受けていますが、先輩や友人の話を聞くと、どうも今の就職先とうまく合わないなんて話はよく聞きます。
これからの人生、その場所だけで人生を消耗するのはもったいないと思うので、僕はまだ就活は考えません。というかしてはダメです。
企業が転職理由を聞く理由
今の仕事が嫌なら転職しちゃえ!そう思っていませんか?
しかし転職するには相当な覚悟が必要です。
これはアルバイトに関しても重要で、コロコロと働く先を変えてしまうと、どんどん信用を無くしてしまいます。
まぁ、個人的にはその判断すら間違っていると思いますが。
ところで、なぜ企業は転職する時に理由を聞いてくるのか皆さんは知っていますか?
簡単にまとめると以下の2点になります。
- 人柄の把握
- 同じ理由で辞めないかどうかの確認
人柄の把握
僕たちが企業を選ぶように、企業も人材を見極める必要があります。
その時に誤った選択をしてしまうと、会社に大きな損失を与えるだけでなく、信頼まで失ってしまうリスクがあるからです。
やはり真面目にコツコツと、主体性をもって会社のために貢献してくれる人を企業は選びたいものです。だから転職希望者を選別する必要があるってことですね。
同じ理由で辞めないかどうかの確認
転職をする人は前の会社で何らかの理由があって辞めてしまったわけなので、同じ理由で辞められてしまっては企業側も困るわけです。
企業側はできるだけ長く働いてもらい、貢献してもらいたいからです。
私的な理由で辞めることが多いですが、それはお互いが言えることです。
つまり、退職の理由はあらゆる角度で判断されていることを忘れてはなりません。
転職理由を考えるときの注意点
しかし、実際に面接で理由をありのまま話してしまうと、不利になる場合があります。
ここはしっかりと伝え方を習得し、自分の評価を下げずにすべてを伝えるためには次のことに気を付けましょう。
ネガティブな発言をしない
- 給料が低かった
- 休日出勤させられた
- 人間関係が良くなかった
これらの理由は間違っていないかもしれませんが、そのまま面接で言ってしまうと速攻で落とされてしまいます。
なので、ここはうまくポジティブな言い方に変えることが大事です。
- 給料が低かった→正当な報酬が与えられる企業で、より一層貢献していきたい
- 休日出勤させられた→限られた時間内で最高の成果を出したい
- 人間関係が良くなかった→自分が尊敬できる仲間と共に会社に貢献したい
などなど、他にも言い方はたくさんあります。
理由しか述べない
理由を述べただけではただの「言い訳」にしかなりません。
その理由から、自分はどういう風にしたいのか。
そこまで考えていないと転職をするのは難しいと思います。
理由だけしか考えていないと、どの場所へ行っても同じ過ちを犯してしまいます。
転職理由の書き方
では、実際に履歴書ではどのようにして理由を書いていけばよいのか。
以下のポイントを押さえておく必要があります。
前の企業の状態を正直に話す
企業の個人情報は一切上げずに、前に働いた場所ではどのような状況であったのかは正直に話す必要があります。
しかし面接という限られた時間の中で経緯を全部話すと、とてもじゃないけど間に合わないので
- 何が起きたか
- 自分がした行動
- その結果
という3つの要点を軸に話せばシンプルでもしっかりと内容を伝えることができます。
転職先の企業との比較を述べる
このように、自分のやりたいことを媒介にして転職前後の企業を比較してみると、転職をしたい理由が分かり居やすいだけでなく、自分の考えを面接官にハッキリと伝えることができます。
僕もアルバイト先を変えたいときにこの方法を使って、ストレスなく退職することができたため、ぜひ実践してみてください。
自分が転職先でどうなりたいかを伝える
上に書いた自分のやりたいことに似ているかもしれませんが、それを体系化したものが「自分がなりたいもの」に当たります。
このなりたいものが明確になっているならば、どんな仕事が向いているか、どんな能力が長けているかを伝えることができるため、自分なりの会社の貢献の仕方と、自分なりの成長が見えているという部分が面接官に対して好印象を与える表現になります。
転職先の企業で自分がどのように成長したいかを伝えることも、長期的に働くことを見据えた発言として受け止められるため、有効な手段ですね。
転職理由で抑えるべきポイント
悪口は言わない
当たり前ですが、企業に損失が出るような発言はどこへ行ったって言ってはいけません。
契約で署名させられた個人情報の漏洩に引っかかるので絶対にやめましょう。
あくまで個人情報は出さずに、起きた出来事だけを述べるようにしましょう。
福利厚生の話題は避ける
どこの企業も共通して言えることなので、待遇の話はどうにもすることができません。
「仕事よりも待遇を重視するのか」という評価を受けてしまい、あまり良くないです。
ただ、退職の理由のほとんどはそれが多いため、せめて別の表現で言いかえれるように準備をしておく必要があります。
転職先のリサーチを徹底する
転職先の企業がどのような形で社会に貢献しているのか、その実態は調査する必要があります。
転職先の仕事や待遇、他の部分で前に働いていたところより魅力的だと思える部分が一つでも増えれば、退職理由が明確になっていきます。
少しでも情報を入手することは大事なので、こればかりは徹底して行うようにしましょう。
選ぶのは、あなた自身
職業選択の自由があるように、自分の人生は自分で決めるのが普通です。
そうでないと、家族どころか自分すら守ることはできません。
ただでさえ年金がもう払えないかもしれないという状況の中、これからの将来は老後までに約5000万円の資産を作っておかないといけなくなっているので、どの場所で自分が最高のパフォーマンスを発揮できるか、しっかりと見極めていきましょう。
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