集中できないならそこに居るべきじゃない話

作業集中 LIFE
記事内に広告が含まれている場合があります。
・勉強に中々手が付けない
・仕事に集中できない
・気が散って無理

こんな方に向けた記事となっております。

ぐにゃトラ
ぐにゃトラ

ちなみにキミはどうなん?

ざわ
ざわ

最近は家で集中してできるけど、ちょっと前までは普通にいろんなところに移動していたよ。集中力続かないからね~

環境を整えることで気持ちが切り替わる

勉強や仕事、読書などでしっかりとやりたい人はどのような工夫をしているのでしょうか?もちろん得意不得意、興味関心の度合いによっても変わると思いますが、その集中力をある程度自分でどうにかできた方が良いですよね?

よく、心理学では個人と環境の二つに分けて議論が進められているのですが、その場合だと次のように分けることができます。

個人的な要因(内的要因)

ざっくりと以下のものが挙げられます。

  • 知力:いわゆる学力とか。
  • 体力:HP。ゼロになると何もできなくなる。
  • 集中力:持続時間がどこまであるか。今回はこれがテーマ。
  • 気分:タイミングとかモチベーションとか。
  • 感覚の鋭さ:視覚、聴覚、触覚などの五感の状態。

個人的要因の特徴としては、①すぐには変わらない②遺伝や環境で差があるなどです。ここを自力で操作するのはすぐにはできないので、とりあえずこれ以外の要素に目を向けた方が良いです。

環境的な要因(外的要因)

環境的な要因は以下のものが挙げられます。

  • 空間の広さ:外や建物内の広さ、高さなど。
  • 気温:外気温、室温など。
  • 明るさ:外の様子、家の照明の明るさなど。
  • 周辺の物の多さ:空間の広さに影響する。物によっては刺激にもなる。
  • 周辺音の大きさ:工事の音、人の会話の大きさなど。
  • 匂い:嗅覚にもよるが、それが自身に影響するかどうか。

これらは頑張ったらすぐに変えられることができます。

例えば、工事の音がうるさいと感じた時、自分の聴覚を鈍感にすることはできませんが、イヤマフやノイズキャンセリングのヘッドフォンを着用すると音を軽減することができます。そんな感じで環境を操作することで、自身の集中力を保っていきましょう。

具体的な環境操作の方法例として次のようなものがあります。

  • 部屋の片づけ
  • 換気or芳香剤
  • BGMを入れてみる

それぞれ解説していきます。

部屋の片づけ

周りに物が散らかっていると、それだけで目についてしまいます。

特に勉強机に漫画を置いたりしていると、ついつい手を伸ばしがち…。

それでは宿題も終わりません。なので見えないところに仕舞いましょう。

また、単純に物が多すぎる場合は一度段ボール箱を用意して、いるものといらないものに振り分けます。

僕の捨てる基準としては、「1年間利用していないもの」は全部いらないものです。

ちなみに、要らない物の中でまだ新品同様であったり、壊れていない物であればフリマに出品してみると良いでしょう。少しでもお金に換金して、他のことに使える方が良いです。

換気or芳香剤

今はコロナの関係もあって換気は当たり前にすると思いますが、部屋の空気が淀んでいると感じたり、変なにおいがする場合は一度窓を開けたり換気扇を付けたりして空気の入れ替えを行いましょう。

冬は寒いので5分程度換気できていれば閉めて大丈夫です。

お好みですが、好きな香りがする芳香剤を部屋に置いておくのもアリです。

僕のおすすめはラベンダーとローズマリーです。

BGMを入れてみる

これは本当に人によりますが、作業をする時に好きな音楽をかけておくとモチベーションをあげることができます。

静かな状態が好きな人はやらなくて大丈夫です。

YouTubeでも大自然の音や水のせせらぎの音を流せる動画があるので調べてみると良いでしょう。ラジオとか流してみるのも良いですね。

それでも無理ならそこは適していない

あれこれ工夫をしてみたけど、全然集中できないと感じてしまった場合は、きっと場所そのものが作業に適していない環境だと思います。

なので、そういう時は諦めて別の場所で作業をするのが良いです。

無理にそこでやろうとしても効率が悪くなるだけです。

おすすめの作業場所

そこで、どんな場所が良いのかを考えてみると、以下の場所なら割と良いんじゃないかと思ってまとめてみました。

  • 図書館
  • カラオケ
  • ネットカフェ
  • ビジネスホテル

それぞれ見ていきましょう。

1.図書館

まずは図書館です。

特徴としては以下の通り。

  • 無料でめっちゃ静かに過ごせる
  • 読書好きなら丸一日過ごせる
  • 調べものにも最適
  • 場所によっては自習スペースもある

大体どこも私語厳禁のところが多いので、静かに過ごすことができます。

また、自習スペースも確保されているなら、人の目も気にならずに作業に取り組めることができるのでおすすめです。

大学生の時は違う分野の参考書を探すために利用しましたし、資格試験の勉強や卒業論文の執筆でもお世話になりました。個人的には一番良い場所だと思います。

2.カラオケ

次はカラオケです。

特徴は以下の通りです。

  • 短時間から利用できる
  • 基本個室なので人の目が気にならない
  • Wi-Fiや充電器が用意されているのも魅力
  • ドリンクバーもあるのが良い

Wi-Fiや充電器が使えると、携帯やパソコンでの作業がはかどります。また、ドリンクバーもあるのでいつでも好きな飲み物を飲めるのもおすすめポイントです。

ただし、カラオケの店によっては部屋の壁が薄いところもあり、隣の客の歌声が聞こえるかもしれません。人の声を気にしない人ならカラオケは良いと思います。

3.ネットカフェ

次はネットカフェです。

ネットカフェを利用する時のポイントは以下の通りです。

  • 静かに過ごすことができる
  • ネット・充電器は完備されている
  • 普段は娯楽施設なので漫画やゲームがある

カラオケとは違い、静かに作業したい方はネットカフェをおすすめします。

しかし注意点として、本来ネットカフェは空いた時間を過ごすための施設であり、マンガやゲームなどがたくさんあります。

なので、利用する時はまっしぐらに部屋に行って、トイレ以外は外に出ないようにしておくと集中して作業に取り組むことができます。

ネットもあるので調べものにも困りません。

4.ビジネスホテル

最後はビジネスホテルです。

特徴は以下の通りです。

  • 他の施設と比べると料金は高い
  • Wi-Fiや充電器以外にも、あらゆるサービスが充実している
  • 疲れたら宿泊して翌日に変えることも可能
  • 人の目、声がほとんど気にならない

ホテルなだけあって料金は多少かかってしまいますが、家での作業が全くできない時は一時的に利用すると便利です。

食事は他の所で安く済まし、部屋に入ったら即作業、といった感じでやると良いです。

風呂も入れるし、ベッドもあるので疲れてしまったら宿泊できちゃうのも魅力です。

ホテルはカラオケやネットカフェに比べると他の人の声はほとんど聞こえないため、周りが気になってしまう人や聴覚過敏の方には最高な環境だといえるでしょう。

まとめ:やる気は外的要因でも引き出せる

本記事のまとめはこんな感じです。

  • やる気や集中力は個人差がある
  • 環境を操作することで集中力を上げることが可能
  • 場所が適していないなら、場所を変えるという選択も考える

いかがでしたか?たまには違う場所での作業を楽しんでみるのも良いかもしれません。

人生は長いので、今までやったことない体験もしてみてはいかがでしょうか?

今回は以上です。