【2021年度】心理学専攻の学生が紹介するおすすめの書籍とは?

心理学おすすめ書籍2021 PSYCHOLOGY
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こんにちは、ざわ(@grow78374)です。

今回は、僕がこの1年間で色々読んだ本について紹介していきます。

元々読書が嫌いな僕が、どうやって本を手に取り、読みだすようになったかは別の記事で紹介しようと思いますが、本記事では「心理学について勉強したい、あるいは興味があるけど何から手を付けたらよいか分からない」といった方に特に読んで欲しいと思います。

モノによってはかなり良書もあるので、是非チェックしてみて下さい。

本を紹介する前に

これから本記事で、僕が読んでみてよかったなぁと思うものを紹介していきますが、その前に二つだけ気を付けて欲しいことがあります。

それがこちらです。

  • どういった目的で本を読むか設定しておく
  • 得た知識を実際に活かしてみる

どういった目的で本を読むか設定しておく

書店で本を買う時も、ネットで本を買う時も、あなたはどこを見て本を選びますか?

基本的には表紙か裏表紙、あるいは帯を見て選びますよね。
古本屋の場合は包装されていないものもあるので、ある程度中身を見て選ぶかもしれませんが、最新刊やベストセラーの物は見た目で選ぶと思います。

本を買う時に、「そもそも自分がどういった知識やスキルを身に着けたくて本を選んでいるのか」を改めて再確認してください。

無駄な買い物を避けるためには、初めに本を通して何を求めているのかを明確に立てて置くことが重要です。

得た知識を実際に活かしてみる

購入して何とか読んだものの、果たして内容が実生活に役立つかどうかなんて考えるだけ無駄です。

使えるものは全部試してみましょう。

行動しないと何も結果が出てきません。

僕はこんな風にマインドセットだの「行動が一番!」だのというセリフがなかなか嫌いですが、実際のところ「考えて動く人」が一番成長するし、成功しやすいです。

例えば、ある心理現象を確かめるためにまずは家族や友達で試してみるのもアリです。

おすすめの書籍

そんなこんなでお待たせしました。
以上のことを踏まえて、気になるものがあればリンクからチェックしてみて下さいね。

1.ヒルガードの心理学

現在第16版まで出版されているぶっ飛んだ心理学書籍です。
ぶっ飛んでいる点は、サイズと厚みと価格と専門性です。

この1冊あれば哲学的な心理学から科学的な心理学まであらゆる情報が網羅されているので、これを1冊持っている人は大体のことを理解できているんじゃないかと思います。

たまに心理学部のある大学の図書館では、このヒルガードが置かれているときがありますが、あまりに人気なため借りるのにも苦労すると思います。

そうして在学中に入手できないならば、購入してしまった方が得だと僕は断言します。

また、全部が活字というわけではなく、写真やイラストがフルカラーで掲載されているため、凄く読みやすいし、とても分かりやすいのでこれは本当におすすめですね。

2.医療・福祉を学ぶ人のための法学入門

医療従事者や社会福祉の場で働く人の為にできた法学の入門書です。

法学ガチ勢なら物足りないかもしれませんが、カウンセラーでも社会制度をしっかりと理解しなければならないため、こういう手の本は本当にありがたいです。

僕は大学の授業で紹介されていたのを知って買いましたが、授業自体は履修せずに独学で勉強しました。

色々な判例が紹介されつつ、どの条文が適用されるのかが分かりやすくまとめられているため、大学生になった方は特におすすめの本だといえます。

3.今日から使える心理学

目白大学教授の渋谷昌三さんが執筆した実用性に特化した心理学の書籍です。

漫画やイラストで構成されているため、普通に読むだけでも面白いし、図解が多いので素人でもスッと頭に入るような優しい本だなぁと思いました。

それでいて、「例えばこんな場面で使われます」といった例もたくさん紹介されているため、知識を吸収して終わり!にならず、きちんと活用できる場所も明確なのですぐに実践してみたい社会人には最適だと思います。

4.嫌われる勇気

個人心理学者のアルフレッド・アドラーの思想に基づいた「青年と哲人の対話方式」でまとめられた本です。

アドラーの考え方がびっくりするほどシンプルかつ納得しやすいように書かれているため、割とページ数は多めなのに1時間もかからずに読了すると思います。

  • トラウマは、存在しない
  • 全ての悩みは「対人関係」にある
  • 自分の人生は自分で「選んだ」もの

こういった内容について書かれています。

実は、僕の後輩にもおすすめの本として紹介しましたが、評価が良かったのかそのままラジオに紹介されているので良かったらチェックしてみて下さい。

5.病気がみえる⑦脳・神経

心理学かと思いきや、こちはら脳神経生理学の専門書です。

しかし、心理学を勉強する時に、この本は欠かせません。

例えば、精神疾患で有名である「統合失調症」や「双極性障害」について理解しようと思うと、哲学的な心理学ではどうにもなりません。もちろん精神分析で説明できるところもありますが、この本ではMRIやCTを用いた脳画像の比較を基に、健康な人とそうでない人の脳の違いから病気を特定するといったことも解説されています。

認知症や他の神経症に関する知識までとても幅広く載っており、レベルは高いですがこれを持っておくとよりカウンセリングに必要な知識が分かってくるんじゃないかと思います。

より詳しく心理学と神経生理学との関連について学べることは間違いないです。

心理学に関する書籍紹介まとめ

いかがでしたか。

今回は僕が去年までに読んだ本で特におすすめだと思う心理学に関する書籍を紹介してみました。

まだ持っていない方や心理学に興味のある方は是非チェックしてみください。

以前投稿した記事にも心理学の本の紹介記事がありますのでそちらもあわせて読んでいただければ嬉しいです。

前回の記事はコチラ↓

今回はこれで終わります。