こんにちは、ざわ(@grow78374)です。
今回は心理学に関する話です。
心理学を生かした仕事って、世の中にはたくさんありますが、就職する時の条件で「資格要件」がありますよね。
その資格を持っていないと応募できないというわけですが、そもそも心理学に関する資格ってどのようなものがあるか皆さんご存知ですか?
今回は、心理学の資格で取るべきものを3つほど紹介します。
心理学の資格を取るとこうなります
まず、心理学の資格を取ると、このように変化します。
自己満足ではなく、証明になる
当たり前ですが、心理学を勉強したという証明は、とても重要です。
大学で勉強して取った人は、卒業の際に資格要件をチェックして申請されるものもあるため、証明は簡単ですが、通信などで取った人は、手続きは自分で済まさなければなりません。
もちろんやり方は書いてあるので簡単ですが、資格試験を受けてから期間が長くなることもあります。
その間に面接などが入ってしまうと、自分のキャリアを説明することができないため、早めに取得している方が有利です。
仕事といえば、資格です
資格資格とうるさいかもしれませんが、日本では資格を持っている人と持っていない人で大きな差が生まれます。
特に企業からのオファーや面接の通りやすさなど、基準が明確に定義されていないものはほとんど資格の有無によって決められているので、わからなかったらとりあえず取っておく!っという考えはあながち間違いではありません。
ただ、自分が興味のない資格や聞いたことのない資格を持っていても意味がないので、ある程度努力しないと取れないものこそ挑戦するべきです。
コンサルティングの需要はとても高い
最近はコンサルで起業して生活しているビジネスマンもいるくらい、コンサルティング事業の需要は伸びつつあります。
その内容は様々ですが、企業のコンサルの場合は「産業カウンセラー」という資格を持っていると、会社に1人は絶対に置いてくれます。
ここで注意ですが、その役職は必ずあっても、企業の数が少なければそれに比例してカウンセラーの受け入れ先も少なくなります。
では、どんな資格を取ればいいのか、答えは次の通りです。
公認心理師
2017年に国会で採決が下りた初めての心理に関する国家資格です。
公認心理”師”という漢字は他の心理の資格では使ってはいけないと決められているくらいその権威性は非常に高いです。
公認心理師の需要は、医療をはじめ、教育・福祉・産業・司法ととっても幅広いです。
この5領域で活躍できる唯一の資格なので、心理学会の方々やカウンセラーの人は次々と試験を受けて資格を取っています。
条件は、まず4年制大学で心理学などに関する指定された科目を履修して卒業することが必要です。
それに加えてどちらかの条件を満たせば、初めて国家試験を受けることができます。
- 心理学を学べる大学院に2年間在籍して卒業する
- 現場で数年の実習経験を積む
大学生ならば、圧倒的に院進学を進めます。
どのみち大学院へ進学しても、現場での実習があったりするので、その実習先とのリンクがしやすいのは大学院の強みとも言えます。
国家資格なので、心理学を勉強している人は最低限これを目指すのがベストです。
臨床心理士
公認心理師が正式に資格として確立されるまでは、ずっとこの資格がトップでした。
しかし臨床心理士の取得の条件はなかなか厳しいことと、公認心理師に比べたらかなりめんどくさい縛りが入っています。
その一つが、資格の更新制度です。
臨床心理士は5年以内に教育活動の参加、研修、発表などを行って、各項目で指定されたポイントを貯めることで資格継続認定が下りるシステムになっています。
どんな活動かと言いますと
- 「臨床心理士継続研修会」講師参加:4ポイント
- 「心の健康会議」シンポジスト3ポイント
- 学会主催の全国大会や研修会への発表、参加4ポイント
- 学会での論文発表や原著10ポイント
- ワークショップ参加4ポイント
- スーパーヴィジョン時に所定の報告書を同協会事務局に提出したもの3ポイント
- 心理学関係の著書の出版12ポイント
などなど、さまざまな諸活動で合計15ポイント以上を取得して更新手続きを済ませ、ようやく継続することができます。
かなりめんどくさいですが、ここまでやると信頼の担保につながると思うので、まだまだ公認心理師には負けていられないといった感じです。
心理学検定特1級
これは大学に入っていなくても、誰でも取れる資格です。
漢字検定や英語検定のように、合格したらその状況に応じて級が取得できます。
それぞれ2級、1級、特1級とありますが、最終的には特1級を目指したいですね。
特1級は大学院進学の際にとても有利になるので、学生の皆さんは是非挑戦してみましょう。
詳しいことは心理学検定のHPをチェックしてみてください
また、心理学検定を受けるならば、以下の問題集をおすすめします。
資格は今でも最強
やはり自分の能力を証明できるものがないと、企業側も判断が難しいので結局落とされやすいです。
いろんな資格の通信講座がありますが、正直に言うと、大学で指定されている資格を最優先で取るべきだと考えています。
だってボールペン習字とか取って採用してくれる企業なんて聞いたことありませんからね。
もっと専門的な資格を持っている方が一部であっても強い存在になるのは間違いないです。
代用が利く資格なんていらないです。
日ごろの学習は大事です
そのためには日ごろから勉強する必要があります。
毎日とまでは言いませんが、努力する人は成果につながりやすいです。
何も行動を起こさない人は一生そのままだと思っているので、今日も僕は少しずつ成長のための行動を起こしていきます。
参考になれば幸いです。