大学生が塾講師のアルバイトをしている話【生徒編】

筆記ノート LIFE
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こんにちは、ざわ(@grow78374)です。

今日はアルバイトに関してです。

僕は塾講師としてアルバイトを3年していました。

個別指導の教室で生徒の勉強を教えているわけですが、働き始めて3年目に突入するとようやく学年ごとの特徴が見えてくるようになってくるわけです。

それまでは普段の仕事を覚えることで精いっぱいだったため、あまり生徒の要望に応えることができませんでした。結構クレームも受けたこともありましたね。

最近は初めて体験に来た子でも、なんとなく話の入り方から誘導の仕方まで慣れてきた気がします。

今回は実際に来る生徒はどんな特徴があるのかをざっくりと紹介したいと思います。

もちろんプライバシーに関わるような情報は一切出さないので、あくまで例えの話として読んでくださると幸いです。

勉強が苦手な人が来るとは限らない

塾にくる子って家で勉強できないからしっかりと先生に見てもらうように親が行かせるのではないかと思いますが、はっきり言うとそれは嘘です。

現に僕より問題を解くスピードが速い子もいたり、知らないことをたくさん知っている子も結構います。

成績も5科目400点は普通にある子が来てくれたりしますが、その目的がさらなる成績向上かと思いきやむしろキープを重きにおく家族もいらっしゃいました。

もちろん勉強が苦手でくる子もいますが、塾に通う目的は様々であり、学校での悩みを解決してくれる場所として利用する傾向になってきたのではないかと思います。

学年ごとにどのような特徴があるのか見ていきましょう。

小学生は自分の親のように話しかけてくる

僕が働いている教室では、最年少で小学2年生から通っている生徒がいます。

講師としてそれ自体は特に何も思いませんが、個人的な意見としては遊び盛りな年ごろから勉強の時間を増やされては満足に友達との交友を深めることができないんじゃないかって心配があったりします。

そんなことはさておき、小学生は言われたことができるようになると、必ず近くの大人や友達にめちゃくちゃ自慢をしてきます。

まるで「お母さん!見てみて!こんなことができたよ!!」という勢いで先生に近寄ってくるため、褒めるとかなり自信になり集中して勉強に取り組むようになっていました。

しかし実は僕は子どもが苦手で(なんで講師やってんねん)あり、特にしつこいことが非常に嫌いなタイプでした。←アカンやろw

ただ、小学生は一つ一つの言われたことを常に確認しながら成長するので、何回も来られるとイライラが抑えられない時もありましたが、小学生ができた問題や宿題自体はきちんと評価をしていたため、授業は割と円滑に進められていたと思います。

とにかく小学生は自分のしたことを周りから評価を求める傾向が強いので、しっかりとほめてあげれば伸びてくれるようにはなりますね。

中学生は結構勉強以外の悩みが多い

中学生に上がると、思春期を迎えているため、それまで気にしなかったことを悩むようになったりしてきます。

特に部活や恋愛ごとに関しては毎週聞かされるのですが、男子は家族や先生に対する不満をこぼし、女子は好きな人のことについて語ってくれます。

勉強に関する相談は、「どうやって勉強したらいいのかわからない」という相談が圧倒的ナンバーワンでした。小学校ではノートを書いたりドリルをするだけで点数が貰えていた子が、中学に上がると突然成績がガクンと下がり、なかなか上げることができない子が多いです。

勉強も大変だし部活も人間関係もしんどいなぁっていう時期なのが中学生であるため、この時期から休みがちになる子や不登校になる子がちらほらと出てくるようになります。

しかし塾に通うと、学校の勉強の把握は難しいが基礎学力の向上やストレスの軽減になるため、親の方でも学校を休んでいるのに塾には通うよう勧めているところもありました。

僕から言わせてもらうと、学校に行かせるのが最終目標ではなく、自ら学校に行きたいと思うようになってから再び通い始めるほうが心は楽になるので、しばらく塾でいろんな話を聞かせてもらいながら本人との信頼関係(ラポール)を構築していくというやり方はいいんじゃないかなって思います。

高校生は人生を設計している最中

高校生が通っていたこともありました。

今では卒業をして同じ教室で働く子もいますが、高校生は大学受験を見据えて塾にくる子がほとんどでした。

高校生になると自主的に自習しに教室に来たり、休み時間の間に先生に質問しに来たりとかなり主体的に動くようになるため、講師側からなにかはたらきかけるようなことは少ないと思います。

しかしよく来る相談が「大学生活の様子」や「アルバイトについて」といったものがあるため、将来のことをしっかり考えながら通う様子がうかがえます。

やはり家族ともしっかり相談しているためか家では話がまとまらないことが多く、塾の先生にアドバイスを求めてきたりしますね。

僕も相談されたことがありますが、特に大学生になると非常に暇になるため、やりたいことはその間にしておくようなアドバイスをした覚えがあります。

今の僕がブログをしながら心理学を勉強し、ゲームをして過ごしているのもそういった理由からなんですよね。

大学受験にまで行くと、就職までかなり近くなってくるため、一度決めた進路を変更することはかなり危険な状態になっていきます。

そのためか4月の段階から大学の情報を集めている高校生が多かったかなと感じました。

まとめ

年齢によって様々な悩みを持ってくる生徒ですが、今の僕はこの塾講師をしていてよかったのではないかなぁと思います。

具体的なメリット・デメリットはまた別の記事で書こうと思いますが、特に大学生が始めるアルバイトとしては塾講師はかなりお勧めしたいですね。

子どもとかかわることで見えなかった部分がわかるようになり、いずれ家族を持つようになった時は自分の子どもの接し方が把握できるようになるのではないかなって思います。

もちろん他のバイトもしてみるといいのですが、まだしていないひとはとりあえず塾講師の求人を探してみてはいかがでしょうか?

もしわからないことがあればお問い合わせフォームなりTwitterなりで質問してくださればできる限りの範囲でお答えしたいと思います。

人とのかかわりは人生で一番貴重だと僕は考えております。

 

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