こんにちは、ざわ(@grow78374)です。
今年も残すところあと半月となりました。
今回は
- 大学院生ってどんな感じ?
- 社会人同期との違いは?
- その時の心理状態は?
といった疑問に答えていこうと思います。
実際に大学院生として生活している僕が、およそ8か月経過した時の様子を話していこうと思います。
この記事を読めば
- 大学院生の生活がイメージできる
- 院進学を踏まえた将来設計の見通しが立てられる
というメリットがあるので、ぜひ最後までご覧ください。
現在の僕の状況について
現在僕は大学院生として、平日は授業と実習で終わる日々を過ごしています。
長い時は朝9時から夜の6時まで大学院にいる日もあり、その日はいつも眼精疲労に悩まされていますね。ですが毎日ではないので、そこはまだ社会人よりマシといえばマシですが…
授業は最大5限まであり、必ず各回で課題が出されます。
僕は月曜日に2つ、火曜日に2つ、水曜日に5つ出されるので、毎週9つの課題を空いた時間に終えなければなりません。正直結構キツイ時もありました。
心理学系の大学院生
僕の友人で理系の大学院に進学している人がいます。
その人の話を聞くと、なんと日曜日以外はずっと研究室にいるらしいです。
しかもその人は一人暮らしをしていて、土日はアルバイトもやっているため、はっきり言って休む暇などありません。『はよ就職したいw』と嘆いているのを覚えています。
一方、僕が通っている心理系の大学院はそこまで詰め込んだカリキュラムではないのですが、かなりの人がメンタルをやられてしまっています。
結構大学院って見捨てられる傾向が高いらしく、大学の先生も学部の授業を優先するあまり院の授業のスケジュールを平気で変更してきたりします。
ちなみに後期の授業では開始時点で全部集中講義に回されたこともありました。一見授業がなくなってラッキーだと思いますが、実際は冬休みのどこかが突然潰れてしまうので、そっちの方が残酷だったりします。
意外にも授業が多かった件
先生曰く、本来大学院はそこまで授業をすることはないらしいです。
基本的には実習や修士論文を進めていき、後半で就活や国家試験勉強に移っていくというのが大学4年生の時に聞いた話でした。
ところが、その情報は院に進学してから一気に覆されてしまいます。
僕らの年代は公認心理師を取るための経過措置群としてカリキュラムが組まれており、学部時代に途中で新カリキュラムに移りました。
その結果、学部の時に実習をしなくても大学院で規定の時間を満たせばOKになり、その反動が大学院にやってきたのです。
公認心理師を取るルートはAからGまでありますが、僕らは公認心理師法の施行前に大学に入学し、そのまま新カリキュラムになってから大学院に進学したのでEルートに含まれます。詳しくは下記の画像の通りです。
このあたりの話はまた詳しく解説しようと思います。
そんなこんなでEルートの僕らは、大学院で普通よりも一杯勉強して卒業しなければならないので、必死になって頑張っております。
止まらない時間
課題が毎週9つくらい出るのが半年くらい続くのを想像したことがあるでしょうか?
学部の時はもっと多かったかもしれません。そんなの大したことないじゃんと思っている方は日頃から計画的に課題をこなしている立派な方なんだと思います。
今のところ僕は課題を出し忘れたことはないですが、結構締め切りが近づいてきて正直本当に間に合わないなって思った時期もありました。そのくらい時間は無慈悲にも進んでいきます。
また、その日によっては体調が優れなかったりする時もありました。それでもここで頑張らなければ、今困っている人の助けなんかできないだろうって考えると、それはダメだと自身を奮い立たせてなんとか足掻いています。
今は実習も課題も一通り終わり、なんとかブログを更新できるくらいの余裕が生まれているからこうして執筆できていますが、今度はいつまとまった時間が取れるでしょうか。それは僕にも正直分からないです。
一方社会人同期は…
そんな感じで大学院生の僕はまぁそれなりに頑張ってはいます。
一方大学を卒業して社会人になった同期たちはどうしているのでしょうか?
この間久しぶりに高校の友人らと大学の友人らと再会し、それぞれ話を聞きました。
結論言うと以下の通りです。
- 割とやりたいことやれている
- 時間が圧倒的にない
- 何のために働いているのか分からなくなる
うーん…なかなか大変そうですね。
割とやりたいことやれている印象
僕の友人はたまたまですが、医療関係者が多いです。
コロナもあって職場の雰囲気は戦場のようだと言っていますが、就活自体はすぐに終わったそうです。みんな割と希望通りの場所に就けたらしく、それを聞いて僕も嬉しく思います。
しかし院生より自由がないです
ただし、問題はここです。社会人なので当然アルバイトと違って給料も良いですが、その分時間が圧倒的に減ったそうです。イメージで言うと下記の通り。
- 大学生:経済的余裕=あまりない、時間的余裕=ありすぎて暇
- 社会人:経済的余裕=そこそこある、時間的余裕=なさ過ぎて無理
特に時間的余裕は極端になっているのがよくわかると思います。
確かに僕と一緒に夜にゲームをする友人は、社会人になってからやらなくなりました。
話を聞くと「仕事から帰ったらそのまま飯食って爆睡してた」らしいです。
相当大変だということを思い知らされました。
感情も段々消えているような…?
他の同期と集まった時色々な話をして盛り上がりましたが、仕事の話になると彼らの目のハイライトが一気に消えていました。
職場での理不尽や、人間関係のつらさ(特にこれが一番キツイらしい)、自分の失敗から以前より立ち直れないなど様々な悩みを抱えていらっしゃったので、それを話し終えた時はすっきりした表情でしたが、愚痴を言っている時は人生のどん底に落ちたような顔をしていました。
僕もいつかああなるのかなと思うと正直不安ですね。
実は就職するのが一番不安
僕が心理士を目指すのに最も不安な要素はなんといっても就職です。
正直、国家試験は頑張って勉強すれば合格できるのでそれは努力しますが、就職について言えば、努力しても採用されなきゃ意味がないので、そこが一番怖いです。
世間では精神疾患を理由に心理的支援を求める人が増えてきました。
しかし、実際は常勤の心理士はそこまでいません。まだ非常勤の心理士の方が圧倒的に多いです。つまり老後の生活が厳しそう。
そんなわけで、僕もそろそろ就活の方も進めていこうと思います。
とはいえ、公認心理師は卒業して5月に試験があるので、その2か月間は院卒と認定心理士だけの肩書で勤めることになりそうです。それもどうなんだろうという思いはあります。
コロナにも気を付けつつ生きるために
今回は院生と社会人の忙しさや、より具体的な状況について解説しましたがいかがでしたか?
院進学や就職を考えている方は、これを読んで少しでも気を引き締めていかないといけないな…と思っていただけたら嬉しいです。
近頃はオミクロン株という変異株も出てきたそうで、このままだと来年2月頃にまた緊急事態宣言とか出てしまうのかなといった不安もあります。
僕もかなり大変ですが、将来のために頑張ろうと思います。
今回は以上です。